中国、江南、浙江の旅-10、蘇州で晩飯

今日一日は旅の始まり、結構長い一日だった。腹も減ったし、ビールも飲みたい。
それに、蘇州に来たからには上海蟹を食いたい。
上海蟹と言えば、上海と思うかもしれんけど、天津甘栗と同じで、昔から、そ
れの積み出し港やったからそう呼ばれていただけで、本来は「大閘蟹(ダージャシエ)」
と呼ぶ。しかも、その蟹は蘇州にある「陽澄湖(ヤンチェンフー)」で捕れる
ものをそう呼ぶのだそうなんで、まさに蘇州は上海蟹の本場なのだ。
今回も、知り合いの中国人に陽澄湖にある安くておいしい店を紹介してもらって
いたんやけど、ちょっと事情があって行けなくなった。
それでも上海蟹食いたいなあ、どっかええとこないかいなあと思い、ガイドさん
に相談してみたら、ええとこ知ってると言う。
まあ、蘇州の人で上海蟹を食わせる店を知らんはずはないんで当たり前と言え
ば当たり前なんやけど、とにかく助かった。
行ってみよう。旧市街からは少し離れたところだ。
まずは前菜、筍の細切り炒め?

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鴨の肝? 鵞鳥の肝? 要するにフォアグラ?

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ねっとりおいしい。
前菜が続く。
要するにサラミやね。

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大根かな?

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詳細まで覚えてへんけど、とにかく美味しい。
そろそろメインディッシュ。
インゲンとイカ炒め

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ビールは冷たい青島ビール。これが如何に幸せかはこの時には分からんかった。
簡単明瞭、回鍋肉。

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簡単明瞭においしい。
何かようわからん葉っぱやけどおいしい。

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タニシのような貝、しかも大きいが入ったスープ。これも得たいが知れんけど
あっさりして、おいしい。

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もう十分品数あるんちゃうやろかと思たけど、ガイドさんは不満そうだ。
中国人の感覚では10人でこれでは足らんらしい。
それで、焼き豚をレタスに包んで食べるやつ。

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おいしいけど嵩高い。
まだ来る。
キクラゲ料理だ。

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これもおいしいけど、上海蟹が来る前に腹一杯になってまうぞ。
それからまだかなりに時間がたって、やっと上海蟹が茹で上がった。

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やっぱり上海蟹は蟹味噌が濃厚でおいしい。
けど足には身が殆どない。それでもほじくって食うのだ。
面倒やけど残してはいかん。
日本の蟹より美味しいかと言われれば、いややっぱり日本の蟹やでって言うて
しまうけど、話の種に、一度は食っておかないといけないのだ。

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ありがとうございました。