中国、江南、浙江の旅-06、朱鴻興で麺を食う

庭園の話が続くと書いてる方も飽きてくるし、読んでる方も飽きてくると思う。
ちょうどええ。お昼の時間になった。この日のお昼は、「朱鴻興」という店で
麺を食うとガイドさんに言っておいた。蘇州では有名な店なんであちこちに支
店がある。蘇州住まいのガイドさんは嫁さんに電話して、この次の観光先の近
くの支店をリサーチしてくれたらしい。
「朱鴻興」と言う店は私のブログに何度か出てきた。「美食家」という本で、
食の亡者となった主人公が朝一番の濁ってない湯で湯がいた麺を食いに行った
店だ。ゆで汁の違いがどういう味の違いになるんか普通に食ってる限りではわ
からへんけど何か奥深いもんがあるんかもしれん。
たかが麺、されど麺ということなんやろか?
さてこの店は蘇州でも老街のかなり裏通りにある。

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表の蒸し器で小籠包が蒸し上がってる匂いがする。おいしそうだ。
店の中はこんな具合。

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地元の人で混んでいるのがええ感じなのだ。
ではさっそくビールで乾杯!!!???
えっ、ビールないの。この先この言葉をなんべん発したことか!!
まあ、無いもんはしょうがないけど、中国ではビールを飲みながら(特に冷たい)
飯を食うという習慣があんまり濃厚ではないようなのだ。これは昼間に限った
ことではない。今回は特にこのことを思い知らされた。
テーブルの上をみてみるとからそうなやつが乗っている。

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おいしそう。これで小籠包を食うのだ。

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あつあつの蒸籠が運ばれてきた。

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熱々というだけでごちそうなのになかから旨い汁がほとばしり出る。
それにしても10人分の麺を一遍につくるのは大変そう。
時間がかかってる。
昔は確か、蟹味噌のトッピングがあった。田鰻のトッピングもあった。
今はメニューも変わってしもてるんやろか?
それに昔は麺は麺でもってきて、トッピングは別皿やった。10人もおるとやや
こしいんで麺にのせてしもたんやろか、それともやり方も変わってしたんやろか?

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ようわからんけどやっと麺がきた。
魚の煮付けみたいなのと、厚切りのチャーシューだ。
けったいな取り合わせやけどおいしい。
魚は川魚なんやろけど素朴な味だ。臭みはない。
チャーシューは若干スモーキーかな?柔らかくておいしい。
麺は独特の細麺で柔らかいけどしなやかだ。
それにしても量が多い。おいしいけど食いきれん。
さすが蘇州は美食の国だ。
本当はもっとおいしいもんがあるはずなんやけどそれは又ゆっくり来た時に味
わおう。
ご馳走さん。

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ありがとうございました。

朱鴻興 学士街店

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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