中国、江南、浙江の旅-03、朝飯は包子で簡単に

心配やった晩飯も無事に終わった。後は寝るだけ。WiFiつないでメールチェック
して、今日の記録をつけて・・・。あれ? 大事なファイルないやんか。
いつも旅行の時は、eチケットやホテルのバウチャー、行くつもりのレストラン
の住所や電話番号、観光場所の情報なんかをコピーしてクリアファイルにまと
めて入れているのだ。終わったやつは後ろに回せば常にすぐに要る情報が一番
上にあるという仕組みだ。その大事なファイルを今晩行ったレストランに忘れ
て来たらしい。メニューの情報なんかも入れてたから見ながら注文してたんで
つい持って帰るのを忘れたみたいだ。どうしよう。今回はホテルの予約もわし
が代表で一括予約したんでバウチャーはわしが持ってるだけになる。
今日はもう店閉まってるし、明日は朝からチャーターした車に乗って蘇州に行
く。上海に帰ってくるのは明後日だ。どうしよう。かなり焦ってきた。
多分、ネット予約やからバウチャーなしでも最悪なんとかなるはずや。あした
蘇州から連絡してとっておいて貰おう。しかし、いろいろややこしいことをわ
しの中国語でこなしきれるやろか。幸い明日の旅行は日本語ガイドも頼んでる
から助けてもらわんとあかん。
ちょっと待て、よう考えたら、もしもの時の為に、一番大事なeチケットと
バウチャーは別にコピーしてスーツケースに入れてきたはずや。
「あった。」、よかった。
こまかい資料はだいたい覚えてるし、困ったらネットにつないだら何とかなる
やろ。これで行ってしまおう。
くよくよは反省するけどこれでいかんとしょうがない。
朝になった。
出発のチェックアウトする前に朝飯を食いに行かんとあかん。安い予約を選ん
だんで朝飯は付いてない。朝飯をつけてもらってもええけど、1人37、8元
する。えらい高いからばかばかしい。
なんちゅうても上海やから、街角になんでもあるやろ。特にここは南京東路、
目抜き通りやんかと高をくくってたけど、以外と朝早くは店が開いてない。
街角屋台も殆ど出てない。
よう考えたら中国の人たちは朝の出勤前に街角屋台で何か買って食ってるから
こんな勤め人のおらんようなとこは屋台も出てないようなのだ。
勤め人はいてはらへんけど、朝から太極拳はやってはる。

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これはもう中国全土の風物詩やねと思う。
そんな南京東路でも歩いてるうちに包子屋さんを見つけた。

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熱々のできたてを売ってはる。
これはええ。これで十分やんか。
肉包と菜包を一包みにセットして、それを10個下さいと言うわけだ。
たかが包子でも熱々を10組包むのは結構時間がかかる。
後からきて並んでる人にすんませんと言う顔をしながら去って行く。
さあ、折角の熱々やから、太極拳見ながら頂こう。

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なかなか美味しいやんか。
朝から元気でるなあ。
豆乳も売ってたらよかったのに。
そやけどこの人たち元気やなあ。

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ありがとうございました。