雲南省、元陽、建水の旅-18

今日は、棚田を上から見下ろすだけでなくて、下まで降りて行って
少数民族の村を見たり、田圃で田植えをしたりする様子を目の前で
見ると言う約束だ。
「片道1時間半は歩きますよ」
「そんなの問題ないよ」
という事で山を下り始めた。山道を自然を眺めながらポクポク歩くのは
気持ちが良い。少々の時間は問題ない。
と思っているうちに案外早く到着した。
「青(竹冠)口民族村」と言うところだ。ハニ族という少数民族の村が
保護されて残されているのだ。
勿論、普通も暮らしも同居している。
村に入ると、水牛を多く見かける。棚田耕作の重要な労働力なんだろう。
昔は、日本でも田舎にいくと牛がよくいたものだ。
子供の頃、夏休み毎に行っていた母親の実家を思い出す。

鶏もいれば、豚もいる。食料も自前で育てて食うのだ。
こういう一種のビオトープの中にいると心も体も健康になれると思う。

昔は、象形文字を使っていたのか?文化レベルも高かった?
古い住居も保存されていて、中は民族博物館のように、昔の暮らしの
模型や、発掘品が展示されている。
我らのガイドは、説明書きにあるような事しか喋らない。
「何の為のガイドや?」、「全然知らへんで」
「それなら説明読んでたほうがましや」
その分うるさくないからエエとも言える。