雲南省、元陽、建水の旅－０４ 昆明は鼻（花？）の街
北京から昆明までは約3時間半かかる。日本より遠いのだ。
道中はかなり退屈だがしょうがない。居眠りをしたり、本を読んだりで
時間を潰して、やっと着いた。もう深夜12時前だ。
今回行く元陽という所は、昆明からまだ車で7時間くらいかかるところだ。
列車もないし、非常に不便なところなので、昆明から先は旅行社に
個別セットで按配してもらうことにした。
それで、旅行者の車が空港まで迎えに来ている。
ラクチンだ。
と思ったら、今から旅行社迄行って、正式に契約書を取り交わすという。
仕方ないので、深夜の昆明の街を旅行社に向かった。
ついたところは、街の中。といっても人通りは殆どない。
その一角に灯りがついて、人が群れているところがある。
商店街みたいなところだ。集まって、トランプをしたり、だべったりしている。
夜の暇つぶしかもしれない。そのあたりで車をおりて、狭いビルをあがっていくと
エレベータのない4階に事務所があった。
いろいろ、日程を確認してokしたら全額前払いだ。要するに金が先に欲しいと
いう事だ。
そして、ホテルへ。明日は、7時半の出発だ。いきなりきついスケジュールに
なりそうだ。もう２時前だ。
気がついたら、ずっとくしゃみをして鼻水を流している。
日本で花粉症で苦しんでいるが、中国に行ったら楽になると思っていた。
しかし、どう考えてもこれは花粉症だ。
考えてみると、ここは花の街。花粉が一杯でも不思議はない。
夜もなかなか寝つけない。
えらいところに来てしまった。
