天橋立、伊根舟屋遊ー02、江西寺で与謝蕪村の画を見る

さて次ぎはと言うと、ルート的には飯を食うことになるけど、そう都合よく腹
は減ってない。先にもう一箇所くらい行っとかんと食われへんと言うことで、
江西寺と言うところを目指す。
ここには、与謝蕪村の屏風画があるのだそうだ。そやから是非共行きたい。
とは言うものの、この寺もえらいわかりにくい所にある。ナビをセットしたも
ののほんまに行けるんかいなと思ってしまう。北近畿タンゴ鉄道、岩滝駅の向
こう側らしいけど線路をどう渡るかが問題だ。方向感だけで行ってしまうと何
時迄たっても向こう側に行かれへん。ナビを信じてぐるぐる走るが、心配にな
るほどの細い道だ。しかも標識なんかあらへん。
大体近いんちゃうやろかと思たころやっと寺の名前を書いた標識を見つけた。
山に向かって右に上がるのだ。しかし、細い道が一気に上る急な坂だ。このま
ま車で上って何処まで行けるか、駐車スペースがあるかどうかわからん。
幸い、登り口に寺のものらしい空き地があったのでそこに駐車して歩いて上っ
た。小高い丘にあってなかなか見晴らしがいい。
さて、どこに蕪村の画があるんやろ?

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あたりを見渡すが、寺は寺だ。しかもしっかり戸締りしてある。観光用に開放
してるんとはちゃうらしい。居住の建物らしきところから御婆さんがでてきた。
「何しに来たんか?」と言うようなことを言わはる。
「蕪村の画を見に来たんです。」と言うと、「今日は住職が外出してるから、
お見せできません。」と言われた。
是非もない。境内を見せてもらって帰らんとしゃあない。
立派な門やんか。

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見晴らしもなかなかいい。

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この階段がええ感じだ。

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それで諦めて下に降りて行った。すると、降りきったところで1人のお爺さんが
声をかけて来た。
「あんたら何しに来なはった?」、「お寺に与謝蕪村の画を見せてもらいにきま
した。」と言うと、「どっから来なはった?」、「大阪から。」、「えらい遠い
とこから来なはったんやね。ほな、足痛いけど、戻って、見せたげよか。」と言
ってくれるではないか。
「わしはこの寺の隠居やねん。」と言うことだ。助かった。

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それで書院に案内されて、とうとう蕪村の画を見せてもらった。
わしらだけの特別拝観なのだ。大感激だ。
「じっくり何時間でも見ていって。」とありがたいお言葉だ。
風竹と言う画だ。
さすが蕪村、笹の葉が風に吹かれて、画の中から風が吹き通ってくるようだ。
さらっと描いた岩の線も美しい。
本に載っている画は、撮影の具合か、印刷の具合かも一つはっきりしない画像
やけど実物はクリアで気品がある。
屏風の銀地に薄墨がよく似合っている。
たっぷり拝見させていただいた。
ありがとうございました。


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