天橋立、伊根舟屋遊ー01、雪舟観から

大分前に友人達と安芸の宮島に行った。今年の初めには同じ友人達と松島に行
った。天橋立に行くと日本三景を完成することになる。それに天橋立は雪舟が
画にしてるんでその興味もある。丹後、宮津の辺りは何度も通ってるけど、き
ちんと天橋立を見たことがないんでそう言う意味でも行ってみたかった。それ
で同じ友人達をさそって行く事にしたのだ。
調べて見ると天橋立には4箇所のビューポイントがあるそうだ。雪舟観、飛龍観
一字観、股のぞき観と言うんやそうやけどどこがどうええんかは行ってみやん
とようわからん。大した手間やないんでとりあえず全部行こう。
ルート的には宮津で高速を降りて雪舟観から始めるのが一番便利が良い。
と思ってナビを頼りに近くまで来たはずやけどさっぱり標識がない。
「えらいマイナーなとこなんやなあ」と思う。
何で雪舟観かと言うと、雪舟の「天橋立図」は多分ここから描いたんとちゃう
やろかということかららしい。それならわしとしては是非行ってみたいところ
だ。しかし、テレビの解説なんかを見てると、実際の景色とはよほど違ったも
のであるらしい。ちょうど天橋立と山との中間の空中に浮かんで、背中に見え
る天橋立と前方の山を3D合成しながら描いたんとちゃうやろかと言うわけだ。
しかし、絵描きにしてこの芸当はあたりまえのはなしだ。
空想の中で空も飛べば、3Dでも4Dでも合成、分解自由自在だ。
稚拙な私でもそんなことはようわかる。
そうこうするうちに立て札を見つけた。
目立たない立て札ながら、この階段を上れば雪舟観とある。
やっと「天橋立図」の秘密がわかる。

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と思いながら見たけど、秘密なんかわからへん。
ビューポイントとしては下の方にあるんでもひとつなんかもしれん。
やっぱり仙人になって空を飛ばんとあかんのやろう。
いろんな関連の景色が頭の中に浮かんでいて、それを雪舟の美意識で再構成
したと言うことなのだ。

sesyu130929-2

名前の割には、景色を見るのに特別な想像力を要求される地味なポイントな
んで標識も殆どないようなマイナーなとこになってしまったらしい。
それはどうでもええから、とりあえずわしなりのスケッチをしておこう。

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港もけっこう暇そうやんか。


より大きな地図で 天橋立 を表示

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