インド、ダージリン、シッキム遊-07、シッキム、ガントクへ

バグドグラの空港に着くと、例によって紙に名前を書いてお出迎えが来ている。
もちろんわしらの名前もあった。「これわしらや」と指差すと、ようきたと握
手をしてくれて、荷物の預かりタグを出せという。代わりに荷物とっとくから
あっちで待っとけという。あんな小っちゃな数字だけで識別するんかいな?
恐るべき視力やなあ。
やっぱりこちらにきてもわれわれだけだ。これからずっと我々だけのツアーが
続くのだ。ラッキーやなあ。かなり北、かなり高地に来ていると思うんやけど
えらい暑い。ガイドによれば久しぶりの暑さやと言う。これから数時間の車の
旅だ。どうなることやら。
ここでちょっと気がついたけど、デリーのようなチップ騒ぎはなくなってた。
チップが必要なのはそうなんやけど、事ある旅にわっと集まってきてチップを
要求するというのはない。身構えてたけど普通なんで安心した。
空港を出た車は国道31Cから国道31Aへひたすら北に向かう。
しばらくの間、道は広くて平坦に近い。けど景色が大分違う。

インドに来て驚いたのは、殆どどんな車にも人が一杯乗っていると言うことだ。
大体シート一列に間違いなく4人は座ってる。しかもシートの列数も多いような
のだ。通り過ぎるやつをざっと数えても、ジープやなんかは4列は必ずあるし、
それぞれ4人ずつで16人、屋根の上にも数人で20人以上は乗っているという事に
なる。

こんな軽ワゴンでも何人乗っている事やら。まさかこれって乗り合いタクシー?
あんまり暑いんで、サリーのおばちゃんたちも、自転車のおっちゃんも日傘をさ
している。

ここでもコカコーラとペプシコーラの争いなんか?
そしてお決まりの牛が登場だ。

やっぱり道路の真ん中を気持ちよさそうに歩いている。
インドでは牛が一番えらいのだ。

だんだん山道に入って来た。このまま山を越えてシッキム州、昔のシッキム王
国の首都、ガントクまで行くのだ。
森林地帯に入ると、ガイドが、この辺の山の中では時々虎が出ると言う。
「虎かいな?」と思うが、このあたりはベンガル地方、ベンガル虎が出ても不
思議はないのだ。
時々、象も出ると言う。「象かいな?」とも思うが、インド象と言うくらいだ。
象がでても不思議はない。
しかし、目をこらして見ても何も出ないで車は進む。


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