インド、ダージリン、シッキム遊-08、ガントクへ着く

道はどんどん山道になっていく。舗装はしてるが道はそれほど広くは無い。
しかもところどころがけ崩れしてるようだ。
そんななかを、くらくしょんをプープー鳴らしながらどんどん追い越していく。
追い越さなければどんどん追い越される。こういうあたりは中国と同じやんか。
どんだけ登るんやと思うほど道はひたすら上に登っていく。反対側は崖で深い
谷だ。その川にはまさにヒマラヤからの水がここまで流れおちてきているのだ。
そんなところの狭い道を時にはぎりぎりですれ違いながら行く車も来る
車もがんがん走っている。
時々渋滞が始まった。どないなるんやろと思ってたら10分ほどで動き出した。
又渋滞、また動く。
がけ崩れの後が沢山あって、そこで通りにくくなっているところに交通量が
多いから渋滞するのだ。しかも不思議なことに誰も交通整理をしていない。
それでいてなんとなくコントロールされて動いているのだ。
インドに来て不思議なことの二つ目。
渋滞が多いし、そうなるような運転をしてるけど、どうにもならないデッドロ
ックにはならない。
今までよく行ってた中国やったら、すぐに自分だけはとすこしずつ動き始めて
あっと言うまににっちもさっちもいかないデッドロックになって何時間もの渋
滞になってしまう。そんな場面に何遍出くわしたことか。しかし、ここインド
では、誰もコントロールしてないのにこの人たちの総意が自然にコントロール
してデッドロックを起こさないのだろうか? えらいもんだ。

そうこうするうちに、大きな分かれ道に来た。
綺麗な、大きな橋がかかっている。
「これを渡ったらブータンの方に行きます」とガイドが言う。
えらいとこまで来たんやなあと思う。ここからブータンまで数時間で行けると
言うのだ。
猿もいてる。家族がこっちを見てる。

又、しばらく上ったり下ったりする。
そのうち渋滞で車が全く動かなくなった。
とうとうデッドロックになってしもたか。

あんまりおかしいし、車でいてても暇なんで渋滞の先まで歩き始めた。動きだ
したら拾ってもろたらええやんか。

ガイドがそのあたりの人に聞くと、ついさっき事故があったのだそうだ。トラ
ックが川に転落したのだそうだ。運転手を含めて2名死んだと言う。
そのわき見と道の狭いのが影響して渋滞になっていたのだ。こんなえげつない
ことになってても30分ほどで解消した。えらいもんや。
それでもちびちび渋滞が沢山あったので予定は大幅に遅れた。
シッキム州に入るには州境でパーミッションの書類を発行してもらわないとい
けない。

 

もう日が暮れてしまった。
そして停電。
やれやれどうなることやら。
20時過ぎに、ガントク到着。


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