インド、ダージリン、シッキム遊-11、ガントクの朝飯

朝飯を食いに宿に戻る。今回の旅は、殆どが滞在先のホテルを基点にした定着
型の移動形態で、食事毎にホテルに戻るのだ。わしらにしたら食うもんも一つ
の楽しみであるので変化がないのは物足りんのではあるが、行き先が広範囲に
散らばっているわけではないんで一々休憩に戻れるのは便利やし、食の安全と
いう面では仕方ないと言える。そういうシチュエーションならそれで考えて何
でも食ってみせるけど、無理にリスクを負うことはない。
てなことでホテルの朝食は、イングリッシュブレックファーストだ。
クロワッサンに豆となんちゃらカレー、辛すっぱいチャツネ。

オムレツ? もある。

もちろんトーストもイギリス風。

このコロッケみたいなやつもカレー風味でほくほくおいしい。

それにやっぱりマサラティー

おかずはもっとあるが、食いすぎに注意が必要だ。
そう言えば、
ごはんを食べたらガントク市内観光。
で、エンチェイ・ゴンバと言うところに向かう。チベット仏教のお寺だ。こん
回の旅では他に行くとこないんかい(多分そう)と言うくらいしばしばチベット
仏教の寺に行った。

やはりチベットのすぐ南、ブータンの西隣、ネパールの東側、そういう土地柄
故、チベットの仏教が人の流れとともにどんどん下りてきてるんやろね。

特有のマニ車。これ回してみよう。わしら不信心モンももしかしたらご利益あ
るかもしれん。

チベット仏教の寺にはこういう仏画が必ずかけられている。
ブルーを基調にした精緻な画が多い。中国や他の東南アジアでよく見かけるよ
うなはではでしいあざとさはわりと少なくて、おだやかな風情なので親近感を
持てるようだ。
それに必ずダライラマ14世の写真も飾られている。
そういう政治情勢の中にあるのだ。
裏に回れば建物が真っ二つに。近年の地震で裂けたのそうだ。

それでも現役の修行の場だ。

 


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