台湾列車で、ほぼ一周の旅ー31、九份の茶館にて

バスを降りると皆さんぞろぞろと商店街に向かう。われらもその後を着いて行
く。しかしまだ時間が早いんでどの店も開店してない。ここはすらっと通り過
ぎて先に行こう。商店街を抜けて、階段を降り始めたらすぐによく写真で見る
建物が目についた。

「千と千尋の神隠し」のアニメに出てきたような雰囲気の茶館だ。まあついで
やし、折角やから入って見よう。まだ早いから客は少ない。ずずずっと上に、
更に上に、一番屋上に案内された。

なかなか見晴らしがええ。
ちょうどきざはしの席だ。一番ええ席の一つやね。
ご注文は?と言うと、「お茶のお菓子のお決まりセット」みたいなのがほぼ必
然的と言う段取りだ。一人300NTとえらい高いけど、単品やともっと割高感が
ある。まあ観光代やね。

これで本格的に工夫茶をやってくれるんやろ。

お菓子のセットはこんなの。まあ甘いことは甘いけどね。
これやったら隣の茶館に行っても良かったかも知れんなあと思う。隣からこっ
ち見たほうが観光としてはええんかもしれんやんか。

でも皆さん圧倒的にこっちにくる。
バスで来たんやろう、団体さんがどんどん入ってきた。
まあ高いお金払ったんやからゆっくり茶あ飲んで、お菓子食べて、スケッチし
てしっかり時間を使おう。
と言うてもお茶のんでお菓子食うくらい、そんなに時間かからへん。ぐずぐず
喋っても間がもたん。お客も一杯になってきたし、そろそろ出よう。
この斜面を下りながら観光するんやね。

古い映画館がある。

悲情城市はこのあたりで撮ったらしい。暗いけどいい映画やった。
古い映写機が。

振り返ったらえらい人だ。

でもまあ大体これで殆どは終わりかも。


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