台湾、昔の日本の足跡にも出会う旅－２９、おしまい

太魯閣峡谷の旅は終わった。念の為に帰りの列車は18:30頃にしてあったんで、
帰りは遅くなる。台北駅についたのは21時過ぎだ。さすがに腹減ったけど、こ
の時間やとあんまり遠くに行く気はしいへん。近くでビール飲んで簡単に晩飯
を済ましたい。となると、もうお馴染みになってしまった、いつものあの店だ。
しめしめまだ開いている。

「奥へいっていい？」て聞きながらさっさと奥の部屋におさまる。
やっぱり居心地ええわ。
それで、おかずがならんでるとこに行って注文する。

とりあえずはすぐに食べられるビールのあてがいい。

魚はつくりおいたのをあったかくしてくれるんでおいしい。

これは鯛やろねえ、えらくおいしい。日本やったら高いやろなあ。
おかずにはなかったけど、卵焼き作ってって頼んだら快く作ってくれた。
こんなわがまま聞いてくれるとはうれしいなあ。

熱々でおいしい。なんか適当にって言うたんやど、ネギが入っててええ味や。
日本の居酒屋でいるみたい。
水餃子も欠かせない。

それにあさりのスープ。

牡蠣のスープを頼んだつもりが間違えた。
まあ、そんなんどうでもええ。あったかい食事があって、酒が飲めたら申し分
ないのだ。
こんな店大好きや。
それにしても食いすぎやね。帰ったら調整せんとえらいことになる。
なんだかんだで今回の台湾の旅も無事に終わることができた。
日本で、新幹線も台鉄のチケットも取れることがわかったし、あいかわらず、
ご飯もおいしいし、いろいろええこともあったし、何かと居心地がええし、
絶対又来んとあかんねえと堅く決心したのであった。
翌朝は、いつものように、ホテルの近くでサンドイッチと豆乳を買う。