梅雨の合間を縫って、ちょっと簡単にと南京旅行を計画しました。
上海から南京は新幹線が通っています。列車によって違いますが
大体2時間半くらいでいけそうなので、日帰りでちょっと行って
帰ってこれます。それで、前から気になっていた南京博物院を
探訪しようと思ったわけです。
「さあ、上海甫東空港に到着だ」、外を見ると雨が降っている。
いやだけどしょうがない。頑張って行こうと立ち上がりかけたら
「もうしばらく着席してお待ち下さい」、「検疫官の検査があります」
というアナウンスがありました。
日本では鎮静と思ったいたけど、中国ではまだ警戒状態なのかと
思い、何が起こるかちょっと緊張して待っていました。
しばらくしてドアが開くと、「バイオハザード」の映画みたいに
全身しろずくめの一団が入って来ました。
二人一組です。一人が顔を見ていきます。何を基準にしているか
わかりませんが、「この人」と指をさすと、次の人が温度計のような
白い棒をその人に額に向けます。私の前の席の人はその上に
「健康チェックシートを見せろ」といったことを言われました。
その人は中国語も英語も通じなかったので、面倒なのかそのまま
行ってしまいました。私も指さされましたが何もありませんでした。
これくらいならいいけど、もっと厳しくなったらどうなる事やらと
思いました。
上海経由南京の旅ー01
- 2009年7月4日
- 上海, 浙江蘇、安徽他/黄山、古鎮、墨硯紙筆
- 古都の旅, 古鎮の旅
- 2人