毎日蒸し暑い。梅雨だから仕方ないかもしれないが、真夏並みの暑さだ。
それで、さっぱりしようと白ワインを探した。
我が家には何でも豊富にあるわけではないが、どこに何を置いたか
はっきりしないので、探さないといけない。
探すとそれなりにあるもので、記憶にないものがよく現れて驚かされる。
出てきた白ワインは、「Pino Gris」と書いてある。
よくわからないので少し調べたら、「Tokay」のように葡萄の変種を
使ったワインのようだ。
「Tokay」は甘すぎて少し閉口ぎみだがこれはどうだろう。
冷蔵庫でキンキンに冷やして飲んでみた。
当たり前だが冷たくて旨い。
さっぱりしてフルーティだ。
若干甘いが不愉快ではない。えぐみもなくて飲みやすい。
これは、オレゴン産と書いてある。アメリカモノだな。
どうやって手に入ったか思い出して見ると、どうやらベトナムの会社の
何十周年記念かのパーティに参加して貰ったものだ。
彼らと楽しく酒を飲んで語り合った事を思い出した。
ベトナムの人達は酒が強い。ウォッカといって蒸留酒を良く飲んでいる。
しかし、サイゴンでもハノイのレストランでもワインはおいてあって、
皆さんよく飲んでいる。元々フランス領だったから当たり前かもしれないが
ワインを好む文化もあるようだ。
そういう事もあって記念品にしてくれたのかもしれない。
何はともあれ、冷たいワインで暑さを忘れて、
よい想い出とよい友たちに乾杯だ。
毎週金曜は酒や茶に関する話です。