中国、南潯遊(杭州日記の続き)-01 小蓮庄のあたり

昨年春過ぎに杭州で3ヶ月留学生活をしてからもう半年以上経ってしまった。
今では随分前のことのように思うけど、あの楽しい日々は忘れられない。その
帰りに天津や西安に旅をしたこともブログで読んでいただいた。実は更にその
後、上海を通って南潯まで行っていたんやけど、そこまで書かないで一旦休憩
していた。その時の話を思い出し、思い出ししながら少しだけ書いてみたいと
思う。
杭州を切り上げて一旦上海まで戻ってからちょっと回り道で用をすませて南潯
へ向かった。南潯というのは上海から車で1時間くらい、太湖の南側にある古
鎮だ。このあたりは昔から絹織物が盛んで、その商売で財をなしたお金持ちが
沢山いたところなのだそうだ。四象八牛七二犬という言葉があって、象のよう
な巨大なお金持ちが4家、牛のようなのが8家、程々がそこそこと言う具合と
言う意味だそうで、象くらいなのが今も残って観光できるという筋書きなのだ。
どうやら車は南潯鎮の裏口あたりに着いたみたい。普通とは逆行で見学してい
るようなのだがそれはどうでもいいと思ってたらやっぱり不便やったと言うの
が後で判ったけどしょうがない。
今やと実感わかへんけど暑さ真っ盛りの時期だ。
水郷やと思うとほっとする。

さて最初に目に付いたのは大きな館、4匹の象の筆頭らしい人の家、小蓮庄だ。
観光客に着いて行こう。

中に入るとその名の通り大きな蓮の池が目の前に広がっている。見た感じは杭
州、西湖の辺にあった郭庄なんかの庭園と雰囲気が似ている。蓮の花の風情を
見せ場に作ってるからやろなあ。

この蓮池、夏には真っ赤な蓮の花が咲くんで有名やそうなんで楽しみにしてき
たけどまだちょっとだけ早すぎたみたい。まだ花は咲いてない。
池を巡ってぐるりと回廊状に建物が配置されている。
それぞれの見せ場に、窓があってそれを額縁にして画のような風景を眺めると
言う趣向なのだ。

こんな門ま牌坊まであって金持ちさがいやでもわかるようになっている。

この奥をぐるっと廻って次ぎの家に向かう。


より大きな地図で 南潯遊 を表示

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。