路上の風物誌
紹興酒を買った後、多論路の古文化街を散歩してました。
ここには魯迅の後援者だった事で有名な内山書店の内山完造氏の銅像も
あります。
ちょっと離れたところには魯迅の暮らしたアパートもあって、
大戦中の文化人達の息吹を保存しようとして作られた地域のようです。
少々作りすぎの感がありますが、おもしろいところでもあります。
そしてこの通りに続く横浜路のあたりは結構雑然とした庶民の暮らしが
あるところで気に入ってます。
道を入るとすぐ、上半身裸のブリキやのオッちゃんがブリキ板を曲げて
いました。こんな加工仕事もあるんですね。
その先には、米屋があって、米を並べて売っています。
量り売りするんですね。
好く見ると、○○小町とか書いてあります。日本でも秋田小町とかあり
ますが、日本の場合「小町ー可愛らしい女の人ー見た目に綺麗で味も良い米」
の連想からそう名付けたと思うのですが、こちらはあきらかに「小町」
というのは日本のおいしい米の名前らしいということでつけたんでしょうね。
わからんけど。
そして、どこでも登場する果物屋さんです。
こういうのは旬がわかっていいですね。
ちょっと買ってみたくなります。
今はライチが旬なのでしょう。
ライチと言えば、深センとかベトナムとか南の地で食べたのがやっぱり美味しかった
なあ。
ライチがりとやらにも、一度行ってみたいものだ。