さて昼飯を食ったら後は時間がないからすることがない。ちゃっちゃと空港へ行っとこう。
昔、仕事で来た頃の天津空港はフェリー乗り場みたいなちっちゃな空港だった。それに結
構苦い思い出がある。日本からやってきて降りようとしたら、空港周辺が石炭スモッグで
視界が悪くなって北京に降ろされた事もあるし、ここから飛び立ったはずなのに気がつい
たら飛行機の不具合でまた戻ってきて結局何時間も待たされたりと、降りれるか? 飛べ
るか? いつも(というほどたくさん来てないが)はらはらの空港だったような気がする。
今はそんな感じはまったくないきれいで大きな空港になってしまっている。
それでもおきまりの出発遅れがあって、それも1時間にもならないたいしたものではなく
て無事出発した。
今回の機内食はチャーハンだ。若干味が薄いんでザー采の漬物を全部混ぜ込んで食べると
いい味になった。
2時間半ほどで西安空港に到着だ。ここも前に来たことがある。多分変わってない。
前もそうだったような気がするが、タクシー乗り場がわからない。正規のタクシー乗り場
がないようなのだ。ぼられないかと心配しつつタクシーに乗った。本当はリムジンバスに
乗るのが正解だった。街の中心部に行くし、ホテルからも遠くないと言うのが後で判った
のだ。このときは、夕方遅くに着くのでホテルのチェックインタイムが心配やったし、こ
ういう事情をあまり調べてなかったのでしょうがなかったのだ。
大分前に中国旅行をしたとき、飛行機が大幅に遅れたんでチェックインの予定時間を大幅
に過ぎてしまったことがある。そのとき、制限時間までに来なかったからと言うことで予
約をキャンセルされてしまって途方にくれたことがあるのだ。それがトラウマになってし
まってて、これくらいええやんかという程度のことさええらい気になるのだ。
それと今回の旅、西安に行くことは中国に来てから決まったことだった。
それで中国にいていろいろ調べようと思うと、かなり不便があることがわかった。
グーグルやヤフーの検索もなぜかするするとはいかない。特に地図検索になると、大事な
ところがわざと見えなくなるような仕掛けすら現れるしまつだ。
そうかと言って中国語のサイトをするすると検索できるほどの語学力はない。
しゃあないなあという状態で着てしまったのだ。
空港から街まではかなり遠い。天気もよくなさそうだ。
昨日は大雨が降ったのだという。毎日結構な雨が降るそうだ。
そのせいか、遠目の景色がかすんで見える。霧が立っているようだ。
1時間ほども走って、城壁が見えてきた。
「長安城の跡やろか?」
いよいよ古の都に着いたという気がしてきた。
今日から西安漫遊の旅なのだ。
何がでるかお楽しみ。
ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村
ありがとうございました。