長城の帰りに頤和園を訪れました。頤和園には、強烈な思い出があります。
前に、ここに来たのはいいのですが、大雨になってしまい、ここで降りたら帰れなくなるとの判断で、そのまま引き返したのです。この、話は既にしたと思います。それで、気になっていたので、再挑戦でした。
入り口はいっぱいあってどこから入ってどう行くのかさっぱりわかりません。とりあえず、いきあたりばったりに行動です。
多分ここも風水の考えで造られているので、道教や風水関連の妖しげなものが沢山あります。
勿論、清朝を事実上滅ぼした西大后の離宮だったところなので、お宝も沢山残っています。大部分は戦乱の中で消えていったのでしょうが、それでも好いものが沢山あります。
ここの特長は昆明湖という巨大な湖を内にかかえている事でしょう。
壮大な園内の約四分の三が湖というすごいスケールの庭園です。
借景どころではないですね。
ここも、やっぱり人気の観光名所なので、人が一杯です。
中央には万寿山という小高い岡があります。これは、風水の教えの通りに造ったものでしょう。上まで行くのはしんどいです。
とても一度で全部は回れないので、途中で帰りました。
西大后が夏の離宮として造り直したところなので、規模はおそろしく壮大です。