杭州お絵かき勉強日記-003 水墨画の授業が始まった

今回私が参加したのは外国人留学生向けの水墨画コースだ。
年間を通してのコースであるが、半期、半期で独立しているようだ。つまり前期後期は同じ内容。
ざっと言えば、篆書と山水画、花鳥画、人物画という分野でスケジュールが組まれている。
私は勝手に後期の途中で入っているから、山水画からということになる、来るまでは詳しいことが分からなかったが
それは願ってもなくちょうどいいのだ。実はネットで募集もされているし案内もされていると言うことだから
ちゃんと調べなかった私が悪いのだ。
授業の内容はこんな風だ。
午前中は先生が居る。生徒は私を含めて10人だ。
今は山水臨模と言って、有名な古人の画家の画を模写するのだ。各人の力量に合わせて模写の画を選んでくれる。
ある人は線ばかり描かないといけないし、ある人は○ばかり描いている。木ばかり描いている人も居る。
それぞれの弱いところを指摘されて重点的に指導されるのだ。
私も作品を持って行ってレベルをみてもらいながら臨模をはじめた。それなりに描けるという自負がないでは
なかったがそんなものは谷底に落ちてしまった。
どんな小さな事、木の枝の一枝、葉っぱ一枚でも気持ちを入れて丁寧に書かないといけないのだ。
適当にしゃかしゃか描いてあとで直してつじつまをあわせるなんてとんでないのだ。
描くことによって元の画が持ってる空気を表現しないといけない。
その空気を真似るということは画の形のいちいちを真似ることとは又違うのだ。
そんなことがいちいちいわれなくても描いて見せられればよくわかる。
それも先生は全部かかなくて、重要なところや理解してないところ、苦手そうなところをちょっと描いてみせて
あとは自分でやるのだ。
自分の未熟さをじっくり見つめなおすいいチャンスになった。
午前中は先生が各人を順番に回ってくれて教えてくれる。
午後は自由時間だ。来ても来なくてもいい。来ない人が多いなあ。なんでやろ。
折角勉強にきたのに信じられん。
筆や墨や皿は一応は日本から持ってきたが、筆は先生によって流儀が違うようだ。これではあかんと言う。
紙もちょっとだけ持ってきたがすぐ足りなくなる。
学用品は基本的には地下の売店に売っているというのであわてて買いにいったが結構品質がわるい。
道具をけちってはいい画がかけない。休みに日に専門店に買いにいかねばなるまい。

それで、午後は自由やから一日の授業に終わりはないが自分である程度やったら終わりを決めて、外にでる。
わりと近くにカルフールがあるから日用品を買ってきた。
洗濯を干す道具がいる。トイレットペーパーがいる、ティッシュがいる。
何やかんやといろいろいるのだ。掃除もせなあかんし。
シャンプーが中国語で何ていうのかわからんので一番困った。
こんなの何か変に新鮮やね。学生新生活の始まりだ。

niti120419-1

朝飯はこんなの。意外とうまい。
やっぱり粥やね。このナンのようなパンもなかなかいける、

niti120419-2

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ありがとうございました。