杭州お絵かき勉強日記-004 マウスを買いに電脳街へ

杭州について荷物をあけてえらいことに気が付いた。マウスがない。
関空で荷物を預ける前にごぞごそ入れ替え整理したときに、おかしいなとは思ったけど、音もしなかったし外に
落ちた気配もないし、まあどっかにあるやろと高をくくってたら実はなかった。
ノートパソコンは持ってきたものの、小さいので、キーボードの間にあるちょぼをうにゅうにゅまわしながら
カーソルを操るのは肩が凝ってしょうがない。パソコンのせいではないがいらいらして腹が立つ。
それで、ネット接続の設定に来てくれた学校の職員に、マウスを売ってるところを聞いた。
浙江大学の近く、文三路というところにあるそうだ。
聞いてもわからんから地図に印をしてもらった。地図上の場所はわかったがかなり遠い。歩いては無理だ。
どうやって行こう? それで又、別の人に聞いた。地図をみながら、「102系統で行ったらいいですな」と
言う。なんと、前に貰ったこの観光地図、実はかなりすぐれものだ。道路のところをよくみたらバスの系統番号が
書いてあるではないか、行きたいところと今居るところの番号が同じならそのバスにのっていけると言う、実に
よく出来た仕掛けがあったのだ。

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それである日、と言ってもまだ大して日はたってないが、自習時間を早い目に切り上げてバスに乗った。1元だ。
少々混んでるがじきに座れた。とおもっているとどんどん混んできた。日本や台湾のように次にどこに止まるか
車内に表示がでるわけではない。バス停についてからでは遅い。車内のアナウンスを必死で聞いておかないと
いけない。しかし、そんなにヒアリングに自信はないぞ。
車内はどんどん混んで降りにくくなっているし、行けば行くほど、腰が浮いてくる。
20分以上走って、「八字橋」という言葉が聞こえた。必死に覚えておいた前の停留所の名前だ。次だ。

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バスを降りて浙江大学の前を通って文三路に向かう。

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すぐにわかった。
「一番小さいUSBマウス下さい」
Microstepと某社と殆ど同じ字体で書いたやつを買った。愛嬌愛嬌。
「電池は?」って聞いたら、「USBでしょう」と言われた。そのとおり。

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帰りのバスは同じ路線の逆向き。心配無用だ。しかし、ドアが相手も入れないほど満員だ。
しかし、乗らないと帰れない。必死で体を入れる。ドアが背中をこすりながらしまった。
何とか乗れた。「どないやって降りるんやろ」という心配はいらなかった。だんだんすいてくるのだ。
しかし、路を曲がるたびに大渋滞。じりじりとしかし、殆ど進まない。横から自転車用の側道を通って乗用車が
ぐんぐん割り込んでくるからよけいだ。
こんだけマナーが悪いと見てるだけで腹がたつ。
腹がたっても車は動かない。
1時間ほどかかってやっと着いた。
ゲームの理論で「囚人のジレンマ」っていうのをやれば何の迷いも無く、「裏切り」を選ぶんやろなあ。
今日は疲れた。

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ありがとうございました。