黄山、三清山の旅-08

雲海と絶景が続く
山上にあがると一気に見晴らしがよくなる。
ここから先も上りと下りが細かく続く。しんどい思いをしないと
愉しみも得られない。
山や松ばかりではなくて、花も綺麗なところだそうだ。
今はこういう花が咲いている。何という名前だったろう。ちゃんと
聞いたのだけど忘れてしまった。こんどからはメモしておこう。
中国名で聞いても日本の何であるかが結びつかない。

さっと通り過ぎるには惜しい景色がつぎつぎと現れる。
霧が作ったマジックなのか。

霧の真っ白をバックに松のある岸壁がシルエットになっている。
こういうのも画に描きたい。

又、足が止まった。
これは又素晴らしい。今日の一番の雲海の眺めかもしれない。
遠くの山が幽かに見え隠れして、今度は雲も素早く流れている。
不思議にこの辺まで来るとあまり人に会わない。もしかしたら
山頂で引き返す人が多いのかもしれない。撮影ポイントを奪い合う
事もなく好きなだけ写真を撮る事ができる。
しかし、写すことに注意がいってしまうと、画を描くためにじっと
見ておく集中力が薄くなってしまう。やはり画の方に気をやって
しっかり見ておかなくては。