さて、西塘の回廊をもう少し進む。
だんだんと運河の向こう側の家並みも良い感じになってきた。
瓦屋根と木造の板壁のへこみや歪みが面白い。荒れれば荒れるほど、見てる分には
変化に富んで面白いが、住むのはたまらんやろ。
壊れて修理するにしても、保存建造物に指定されてしまったらそう自由にはできへん
のやろねえ。
おっと、この秘密の花園ってなんやろ。
一見宿屋のようではあるが、怪しい?
入って見たいが怖い。怖いけど覗いてみたい。
廊下はまだまだ続く。
いろんなドラマが潜んでいそうだが。
出て来るのは昔の亡霊?、いまの化け物?
平日ではあるが観光客は多い。古鎮好きやもんなあ。
それに有名になってるし。
じゃましたらあかんと思って遠慮しながら通るが、写真とるのにポーズする時間が
長いんやで。
もう昼飯時はかなりすぎてるので食べるところにはあまり人が寄りついていない。
実は、もうちょっと早くきて、こんなとこで飯を食いたかったのだ。
確かに海鮮料理は美味しいかって大満足やったけど、こんなとこで店のおばちゃんと
わいわい言い合いながら食べたらきっと美味しいもんがでてくるはずなのだ。
例えばこんなもんを食べてもいいし、
野菜の煮込みみたいなもんがでてくるかもしれん。
山芋と豚肉ベーコンのスープみたいなんがでてきたらええやろなあ。
特に意味はないけど。
川魚はかなり癖があるやろなあ。
お婆ちゃんなにしてんの?
豆のゴミをより分けてる?
手伝いましょか?
もうちょっと行ったら、曲がり角。
前がふさがってきた。
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ありがとうございました。