成都は、北京から2時間半くらいです。
朝早い目にたつと、丁度昼御飯時に到着します。
それが、ねらいだったので、ホテルに向かうタクシーで質問。
「成都の地元の人が行くような、おいしいとこ知りませんか」、
「小吃の店だったら、ホテルの前の道を左に行って、又、左の方へ曲がって行ったあたりにあるよ。」、「小吃が沢山あって、みんなが行くおいしい店だよ」
と言う事で、小吃の店に行く事にしました。
小吃というのは、小皿料理といったような感じで、香港の飲茶のように、いろんな小皿を好きなだけたのんで食べるような店です。
成都は四川料理の本場なので、食の場はとても豊富なようです。
店を探して歩いていても、あちこちに食材の店や小吃の店があります。
昼御飯時なので、殆ど、どんな店にも人が溢れています。
食が集まる豊かな街なんだなーって感じました。
ちょっと迷ってしまって、かなり時間がかかりましたが、有名な「龍妙手」という店に着きました。
入ると、いきなり超満員です。システムもなんもわかりません。
どうやったら食べられるんやろ。
先にレジのカウンタにならんで、注文を言い、金を払って、票をもらいます。
これを持って、なんと席取り合戦です。
このへんが早く空きそうと目星をつけたところに、必死で立って待ちます。
空いたら、すかさず座って、店員に票を渡します。それで、料理が運ばれてきます。
「どうしてこんなに食べられるんや」と思うほど、小柄な人も、高齢の人もバリバリ食べてます。
「おいしそうやな」、「はよ食べたいな」と思いつつ、待ってます。
ビールは生あったかいのを渡されて手に持って待ってます。
飲むときはグラスなんかなくて、ビンから直飲みでした。
複数で来ていても、先に食べたら、席を立ってくれます。
しばらくするとなんとか、同行3人座れました。
メインは坦坦麺です。
なんとも、おいしい。今迄で一番でした。
タレは麻辣で、とても辛いんやけど、唐辛子の香り、練り胡麻の甘みと花椒のしびれが一体となって、なんともいえない風味が口中にひろがり、本当においしいです。
水餃子も具がたっぷり入って、ぷるぷる、ジューシーで抜群です。
とても、地元の人達のように、沢山は食べられないけど、大満足の昼御飯でした。
ちなみに3人で60元でした。