北京を含め北の方では、しゃぶしゃぶが有名です。
街角のあちこちの道端に、真ん中が煙突状になった独特の鍋が準備の為に並べてあって、しゃぶしゃぶ屋だという事が分かります。
ところが今迄一度も食べに行った事がなかったのです。
他の街ではあったのですが、北京ではまだでした。
というのは、どうせ鍋を食べるなら辛い火鍋という気持ちがいつも先に立つので、ついそちらに走っていたのです。
今回は、次に四川料理の本場、成都へ行くので、辛いものは避けようという気持ちで、どうせなら、有名なしゃぶしゃぶを食べてみようと思った次第です。それで、やはり、一番有名な王府井の「東来順」に行く事にしました。
清潔で雰囲気の良い店です。
幸い時間が少し早かったので、予約なしでも席がとれました。
でも、さすが有名店なので、すぐに満員になって、出る頃には何人も順番待ちをしていました。
「いらっしゃい、何にいたしましょう」、「先にビール、冷たいのやで」
「ビールは何がいいですか」、「青島で2本、ほんまに冷たいのやで」
・・といつものパターンで頼んでおいて、メニューを見ます。
油断すると冷たくないビールがくるので要注意です。
いろいろ考えたけど、結局面倒なので、3人用セットにしました。
しゃぶしゃぶというのは、羊肉が基本です。
羊肉3人前、牛肉1人前、蝦0.3斤、白菜1皿、?野菜1皿、凍豆腐1皿、春雨風1皿、ニンニク甘み漬1皿、?きのこ1皿、??きのこ1皿、羊肉の串焼3本、麺1皿、焼餅3個、果物1皿
がセットの内容です。
こんなに沢山あって248元です。
肉が多いので、魚と椎茸を追加しました。
鍋の煙突効果で火力が非常に強いので、おいしくしゃぶしゃぶが食べられます。
肉もおいしいですが、豆腐や野菜、茸がおいしいです。
葱と香菜がたっぷり入ったタレが好いです。
あっさりしているので、食べすぎ注意ですね。
ちなみに、このニンニクですが、甘さは蜂蜜に漬けてるのかな、生ニンニクの辛さが少し残っていて、甘さもあって、美味いし、効きます。
ホンマに!
「二鍋頭」って、安い安い白酒があるのですが、これは、他の白酒のようにベターとしたところがなくて、強いけど切れがある系の酒です。
夜、これを飲みながら、このニンニクを食べていると、結構飲んでしまうし、ソラ元気もでましたで。