中国の旅での朝食は、やはり粥が好いです。前の晩には、飲み、食い、暴れる事が多いので、翌朝は、お腹に優しいものが好いのです。
今回は、ホテルの向かいの喫茶店みたいなところ「當年情」がホテルの朝食指定店でした。
「どうかな」って思って入ったのですが、
「どれします?」と聞かれ、
「海鮮粥セット」で青菜包を選びました。
待っていると、厨房で「ゴー」という安心の力強い音が聞こえます。
こういう音で調理している菜館は安心です。期待を持たせます。
粥には、ピータンやら白身魚や青菜やらいろいろ入って、あの音通り、熱々で出てきました。熱さも味付けの一つです。
包みも青菜がたっぷり入ってジューシーです。
今朝は豊かな味で、美味しい食事です。
こういうのがあると、朝食バイキングなんか無くても十分幸せです。
好い出会いという他ないですね。
沢山食べて、飲んで、暴れて、一日が終わりそうになってきたら、まだ、少し名残り惜しくて、
「小腹すいたし、ちょっとだけ、食べにいかへん?」とかいう気持ちになることありません?
それで、深夜、ホテルの近くをぶらっと探して見つけた店です。
台湾系の麺中心の店です。
「魚丸激辛・・麺」みたいな名前でした。
魚のすり身が入った辛い麺です。
外から、ややこしそうなお兄さんがついて入ってきて、
「ええ鞄持っとんな、本物のブランドか?」とか、
「女おるで、どや・・」とか「友達やんか・・」とか
盛んにきっかけをつけにきます。
これは、やばいと思い、知らん顔をしつづけて、何とかかわしました。
みなさんも、気をつけましょう。
麺はおいしかったです。
**これからは毎週水曜にはできるだけ「食いもん」の話をしたいと思います。