耕して天に至る、龍背梯田、その2

いよいよ山道に入ります。山裾から山頂にかけて、営々と田が作られています。幅数十センチ程の長細い田が山肌に沿って、規則正しく何段も何段も積み重ねられているのです。

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どうやって水を巡らすのでしょう。
どうやって苗を運び、取入れをするのでしょう。
手入れも大変ですよね。

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美しい眺めです。
葉が茂り実が実る頃はどんなに美しいでしょう。
写真で見ると、雪で覆われた梯田も実に綺麗です。
今年は暖冬なので、雪の気配もありません。
でも、冬枯れた風情も、また一興です。

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季節季節に、趣のある美しさを見せてくれるのだと思います。
でも、見た目の美しさもさることながら、この果てしのない辛苦のもたらした、夥しさと、その結果としての美しさに感動してしまいました。