中国で辛いもんって言うたら四川料理が有名やけど、なんのなんのそれだけには止まらんで
辛いもん好きの地域は他にもいっぱいあるらしい。特に四川省はもちろん、湖南省、貴州省というのが
辛いもの好きの代表といわれるらしい。それぞれの辛さ好き具合を表すのに
「四川人不怕辣,湖南人辣不怕,貴州人怕不辣」 という言葉があると言う。
曰く、四川人は辛さを怖れない。
湖南人は辛くても怖くない。
貴州人は辛くない事を恐れる。
というような意味らしい。何やようわからんけどなんにしても辛いのが好きということだ。
同じ辛いというてもそれぞれに特徴があるらしい。
四川料理は、唐辛子の辛さに山椒の痺れが加わる。その痺れがわしはとても好きだ。
湖南料理はわしの数少ない経験から言うと、唐辛子の種類が違うのかもっと尖った
辛さがあるように思う。
貴州料理はこれから堪能すると思うけど、辛さにプラスして濃厚さや香りの強さを
要求するらしい。
何にしても今回は辛さ自慢の2省を尋ねる旅なんでえらい楽しみではある。しかし、
旅の友たちはそんなに辛いもんが好きとは言えんようなんでわしも節度を重んじて
ちびちびと堪能させていただくことにしよう。
さて、大分遅くなったけどまだ大丈夫だそうだ。 とにかくラストオーダーさえ
してしまえばゆっくりしてええらしい。行き先は長沙市内の「嗨辣湘味館 」という
店だ。
レストランが集まったえらい賑やかな一角にある。こんな時間でも人がいっぱい
賑やかだ。
ではビールで乾杯しよう。
雪花ビールは中国でよくあるビール、軽くてすっきりしてる。
おかずは前菜からやってくる。
ピリ辛春雨
いきなり美味しい。
ピーナッツ
中国レストランでよくある前菜、これも結構美味い。
ビリ辛キュウリ
ただの生キュウリやけどタレが美味しい。もちろん唐辛子が。
次はキクラゲ、
近過ぎたか? 写真が悪い。これにも唐辛子が。
次は干鍋鶏
湖南料理の名物、簡単に言えば鶏鍋、辛さたっぷり。
川魚の頭も湖南料理には多い。
肉と野菜を唐辛子で上手に炒めるのが湖南の人の腕前なのか
これも見た目に美しくて、なんて美味しいんやろ。
辛くないもんも要るなあって肉団子を頼んだらやっぱり唐辛子が、
まあしゃあないけど、とても美味しい。
さすがにこれには唐辛子が入ってない。
優しいおいしさだ。
これは麺を野菜に見立てたやつ面白い趣向だ。
食感も面白い。
筍と豚肉の炒めもの、さすがに辛くない。
とても美味しい。
これはデザート。
外のパリパリと中の甘みが美味しい。
チャーハンもピリ辛気味だ。
味が濃くてとても美味しい。
ということで人数が多いといろんな料理が楽しめる。
湖南料理第一撃、ごちそうさんでした。
店名 「嗨辣湘味館 」
ジャンル 湖南料理
住所 長沙市雨花区沙湾路半山一号11棟109号
電話 8522 8638
営業時間 不明
定休日 不明
メニュー 中国語
言語 中国語
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ありがとうございました。