中華第三、河南省博物館

北京から、洛陽に行くには洛陽空港の便が少ないので、鄭州というところまで行きます。ここに、予約していた車が迎えに来ています。
「どこへ、寄って行きますか、少林寺でいいですか?」
「少林寺もいいけど、その前に開封へ行きたい。」
「開封は洛陽と反対側で100kmちかくあるから無理ですよ。」
「汝窯とか鈞窯の窯元は?」
「????」・・・・通じません。
「じゃあ河南省博物館と鈞窯の店」
「鄭州市内は渋滞するので、時間がかかるよ。50元アップしてくれたら、行くけど。」
「しゃーないなあ」
という事で、あくまでも少林寺へまっすぐ連れて行きたがる運転手に抵抗して河南省博物館に行きました。

大きい博物館です。ゆっくり全部見たら一日かかるでしょう。
大急ぎで見ました。

kanan070512-1

なんとここは写真撮影okなんです。
なんだか気がとがめるけど、一応撮ってきました。
kanan070512-2 kanan070512-3

すごい唐三彩ですね。墓の副葬品なんで、あんまり気持ちええことないですが、焼き物としてはすごいです。
kanan070512-4 kanan070512-5

さすがに青磁はすばらしいです。見とれてしまいます。
今回はこういうものの現代作品をいいのがあれば是非買いたいと思って来たのです。

kanan070512-6 kanan070512-7

やっぱりこういうところに来るときには、大阪の東洋陶磁美術館に行っていいものを見ておいてよかったと思います。
あそこで見て、ここで更にいいものに出会えると嬉しいものです。

さすがに中華第三の博物館、膨大なコレクションです。
なんとここに、あの玉の板を繋いで体を覆い尽くして埋葬したものが出土していましたが、あれがそのまま陳列されていました。
すごい!
ちょっと写真は遠慮しましたけど。