今年の旅を振り返る-雪の上海、宜興

そろそろ年末なので、今年の旅を振り返ってみようと思う。 まず、1月早々に、上海から宜興に行った。この時、上海は時ならぬ寒さで 朝から雪が降ってきた。しかし、出発時点ではまさかえらい事になるとは 予想だにせず、機嫌好く車に乗って、旅が始まった。しかし、途中の無錫に あたりでいきなり高速道路が渋滞というよりはストップしてしまった。 日本でもよくあるように、そこから皆、地道に降ろされるのだ。 そこからが […]

山西省、平遥の老醋

先日、山西省の平遥古城の中で老醋を見つけて買って帰った話をした。 その前に、鎮江、楊州の旅でも老醋を買って帰った話をした。 鎮江の老醋は、日本に帰って早速開封して飲み始めた。 個人的には、豊穣な味だし香りも強いし体にもよさそうだし好いと思って 飲んでいたが、家族からは「臭いから近寄るな」と大顰蹙だった。 その老醋もとうとう飲んでしまったので、いよいよ平遥の老醋を開ける番が来た。 鎮江のは、そのまま […]

ウエザーリポート、「ブラックマーケット」

ウエザーリポートって、70年代の後半に、数年だけ輝いて消えていったグループだ。 特別何かがすごくて気に入っているというわけではないが、楽しいアルバムだ。 「ブラック・マーケット」とあるが、何か裏の意味があるというのではなくて、普通の 黒人の市場といったジャケットだし、音楽もそんな感じだ。 愉快で楽しい、気楽な雰囲気がよく出ている。 ブラックというよりは、私にとっては大好きなアジアの市場を思い出す音 […]

湖南料理、滴水洞

いつも泊まるホテルの近くにあるせいか、最近、上海に行くと「滴水洞」に 行く事が多くなった。前にも書いたが、上海ではわりと有名な湖南料理の店で なかなか美味しいからだ。 美味しいといっても湖南料理なので辛い。大好きな四川料理とは又違った辛さだ。 濃厚で痺れる四川料理を食べると、今度は違った辛さ、尖って真っ直ぐからい 湖南料理が懐かしくなる。それで良く行くのだ。 メニューも固定してきた。 これは、酸味 […]

最近夢中で読んだ本の話、アゴタ・クリストフ、開高健

アゴタ・クリストフ、「二人の証拠」 「悪童日記」が強烈だったので、3部作の残りを一気に読んでしまった。 双子のうち一人は行ってしまった。残ったのはリュカだ。 えっクラウスなんていなかったの? そして、抱え込んだのはヤスミーヌとマティウスの母子、哀れみなのか、心の分身なのか。 話は続いているような、続いてないような。 事象は非連続で、思象は連続しているかのように見える。 リュカは本当にクララを愛した […]