石濤、八大山人の画集

ある日、古本屋を覗いていたら、石濤という名前が目についた。 石濤と八大山人という人の画集だ。値段を見ると400円均一と書いてある。 大判の画集で素晴らしい画ばかりだ。何という安さだと思い手に取った。 それで、まだいろいろ見ていると、良い本が沢山ある。 りっぱな画集や稀覯本ばかりだ。幾つか手にとってやっぱりどこかおかしい と考えた。こんなに安いはずはない。それで価格を展示しているプレートを もう一度 […]

昨年の旅の思い出-雲崗石窟、五台山

雲崗石窟から懸空寺、五台山、平遥古城に行ったこの時の旅が昨年の旅の 白眉かもしれない。 かなり以前に洛陽の龍門石窟に行った事があるが、広大な中国の大同と 洛陽、これほど離れた場所に殆ど同じような仏像石窟があるのは不思議 だったが、仏教の信仰が厚かった北魏の王朝が大同から洛陽に遷都した ためというのでなるほどと思った。 仏様は日本でも馴染みのあるような良いお顔だった。 それから、山の崖に貼り付いた懸 […]

昨年の旅の思い出-楊州痩西湖

鎮江、金山寺の後は長江を渡って楊州だった。 ちょうどお昼時、楊州へ来たからには、「『楊州炒飯』を食べなくては!」 ということで、運ばれてきたのは普通の一皿だというのに山盛りの炒飯。 しかも、料理の一番最初に登場だ。一番に頼んだから仕方ないにしても、 これで殆どお腹が一杯だ。あとの楊州料理も美味しかった。 お腹一杯の後は、痩西湖。 西湖を模した人造庭園だ。柳が美しい。 「楊州は美人が多いんだよ」、「 […]

幻の赤霧島

昨年の暮れに、幻と言われる焼酎、「赤霧島」を飲む機会があった。 これは、私の老朋友がある飲み屋に秘蔵していたのを飲ませてくれたのだ。 前から芋焼酎、「霧島」っておいしいなあって思っていたが、その中でも 特に紫芋から作ったのが赤霧島で、限定販売品しかないのでなかなか飲めないと 聞いていたのだ。 ちょっと一口飲んでみて、噂どおり、本当においしいと分かったので、 何も割らずにストレートで飲むことにした。 […]

映画、「タンゴ・イン・ブエノスアイレス」

映画、「タンゴ・イン・ブエノスアイレス」を見た。 2003年にブエノスアイレスで開かれたタンゴフェスティバルの模様を中心に 演奏者や踊り手を追いかけたドキュメンタリーということだった。 ファドとフラメンコの世界と同じように、やり場のない怒りや哀しみ つまり世の不条理のようなものを、 歌にして踊りにして、全身から迸らせているかのようだ。 しかも、タンゴという踊り。 男と女が見つめあって抱き合って、狂 […]