小学校に火の見櫓

京都の街を歩いていると、面白いものにぶつかることがよくある。 戦災にあっていないから、古いものが残っているのだ。 今回の成果は火の見櫓だ。 小学校の横をあるいていたら、看板があった。何か由緒を書いたような看板 だったから読んでみた。なんと、この小学校に火の見櫓があるというのだ。 ちょっと下がって見上げてみると、なるほど上の方が櫓になっている。 昔は各小学校にあって、太鼓で時間を知らせたり、火事を発 […]

黄泥螺とバイヂュウ

上海に行った時に気に入って食べるモノの一つに「黄泥螺」というヤツがある。 要するに貝の一種だ。日本の田螺のような形でそれをちょっと大きく太らせた ようなヤツだ。殻が柔らかくて、指でおすとプチっと殻が割れて中身が出て 来る。そういう貝を酒に漬けたもので酒の甘みと、貝の身のシコっとしながら にゅるっとする食感が実に旨いのだ。 先日、上海から揚州、蘇州に旅行した時に、これを買って帰ろうと探していた。 「 […]

能、「祇王」

ずっと前にベトナムの人達を案内して嵯峨野に行ったことがある。 その時に祇王寺にも行ったのだった。行く前はほんのちょっとした茶室 のような建物がひっそりと建っているのだと思っていた。竹藪を抜けて 坂をのぼっていると確かにひっそりした門があったが、中に入ると かなり立派な建物であったので意外な感じがした。 能の「祇王」はこの祇王と仏御前の話だ。 白拍子の仏御前は何とか世に認められたいと、祇王に仲介をた […]

路の駅の茶粥

前に奈良の宇陀に行って危うく熱中症になりかけた話をした。 あの時は本当にびっくりした。車の中が熱くなって、「やばいな」と思った時は もうすでにかなりのダメージを受けていたのだ。エアコンが効かないからあわてて 窓をあけて風をいれたが、だんだん、心臓がバクバクしてきて、もしかしたら えらいことになりそうだと思ってしまった。それでも路の駅までたどり着いて、 涼しい所で休みながら水をがぶがぶ飲んでいたらか […]

最近夢中で読んだ本、辛永清、ナム・リー

辛永清、「安閑園の食卓―私の台南物語」 台湾には2度ほど行ったことがあるが、台北ばかりで、南の方には行ったことがない。 しかし、前に台南を舞台にした映画をみたりしたので、台南が気になっていた。 これは、その台南が舞台の本である。 最初はいわゆる美食本かなと思って読んでいた、確かに台南の食事の事が微に入り 細にわたり描かれていて楽しいが、それよりもそれにまつわる台湾の暮らしの話が はるかに面白い。 […]