四川省、ミニSLの旅、芭石鉄道を行くー21、三星堆博物館へ
やっと着いたが早すぎる。入り口でガードマンに止められた。 9:30からだと言うのだ。まだ9時前だ。 「しゃあないなあ、その辺をぶらぶらしようか」と言ってもなにもない。 大きな通りが門の前を走っていて、通りを挟んだ向かい側には田圃が広がっている だけだ。 「蜀犬、日に吠ゆ」という言葉がある。 蜀という国はいつもいつも天気が悪いので、めったに太陽を拝むことがない。 それでいきなり太陽が現れると犬が驚い […]
やっと着いたが早すぎる。入り口でガードマンに止められた。 9:30からだと言うのだ。まだ9時前だ。 「しゃあないなあ、その辺をぶらぶらしようか」と言ってもなにもない。 大きな通りが門の前を走っていて、通りを挟んだ向かい側には田圃が広がっている だけだ。 「蜀犬、日に吠ゆ」という言葉がある。 蜀という国はいつもいつも天気が悪いので、めったに太陽を拝むことがない。 それでいきなり太陽が現れると犬が驚い […]
谷崎潤一郎の随筆に「陰翳礼讃」というのがある。 日本の美は暗闇の中にあると書いていた。 西欧の美は光の全ての色を重ねると透明になる、そういう明るさの中にあって、東洋や 日本の美は全ての色を集めたら黒くなる、そういう漆黒の中にあると言うのだ。 その極致が漆の黒さだというのだ。 だから、蝋燭程度の暗闇の中で漆を鑑賞したり、漆の食器でものを食べるということで 陰翳の中にそういうものが本来持つ美しさを見つ […]
熊野古道歩きをしていてつくづく思った事がある。 それは体を軽くしないといけないという事とできたら風のように歩く方法を見つけるということだ。 体を軽くするのは時間がかかるがそれはそれでがんばろう。歩く方法だが、友人が、 「『なんば歩き』というのがあるで」と教えてくれた。日本古来からある歩き方で、古武道や飛脚 歩きに使われていたそうだ。「それおもろそうやなあ」ということでいろいろ調べて、自分でもやれる […]
妖しいと言っては失礼かもしれないが、私にとっては妖しいタイ料理店、ファン・サパロット に再び行った。今回は元仕事仲間の親しい友人たちとだ。 前に友人達に、「あそこはメッチャ妖しくて美味しいで」と変なほめ方をしていたので 結局、皆で行く事になったのだ。 黒門市場の外れにひっそりとある。タイ風ラーメンの店と書いてあるので、簡単なラーメン屋 さんと勘違いするが、実は美味しい料理が沢山あるのだ。 ラーメン […]