やっと着いたが早すぎる。入り口でガードマンに止められた。
9:30からだと言うのだ。まだ9時前だ。
「しゃあないなあ、その辺をぶらぶらしようか」と言ってもなにもない。
大きな通りが門の前を走っていて、通りを挟んだ向かい側には田圃が広がっている
だけだ。
「蜀犬、日に吠ゆ」という言葉がある。
蜀という国はいつもいつも天気が悪いので、めったに太陽を拝むことがない。
それでいきなり太陽が現れると犬が驚いて吠えるというのだ。それくらい曇りの日が
多いと言う事を言っているのだ。
そう言えば毎日こんな空だった。雲の中に太陽が入っているのが殆どだ。
それでも十分に暑いけどね。
向かいの田圃のところに渡って見ると、小川が流れていて野鴨の群れが泳いでいた。
まだ時間がある。
大きい道路を左に行くと信号のある交差点が見える。その先は橋になっていて
交差する道路と並行に大きい川が流れているようだ。
交差点に露店が出ている。
「あのへん行ってみようか」
何があるというわけでもない。
「地名が京都みたい?」
「本当の発掘現場はまだずっと先やねんな」
来た時、車の入り口で止められたが、「人の入り口までは入れるんちゃう?」
ということで中に入った。
「三星堆博物館」は独特な仮面の出土品で知られているが、館全体もそういう
独特な雰囲気が感じられるように造られている。
「そろそろ開くみたいやで」、料金を見ると、60歳以上は約半額の表示になっていた。
「えらいラッキーやな」、「外国人でもいけるんやろか?」
パスポートをみせると何の問題もなかった。私だけ得をして良い気分だ。
より大きな地図で 三星堆博物馆 を表示
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ありがとうございました。