いい墨見つけた、紀州の墨、油煙墨、松煙墨
前に熊野古道に行った話をした。 さすがに天下の熊野古道だった。霊気にうたれてなんとなく心が改まった気がした。 機会を作って又行きたいところだ。 更にその時に風のように走り過ぎるアスリートをみて、なんとなく、「なんば歩き」に 関心を持った。盛んにそのモノマネのような事をやっている。 今は階段を上り降りするのが楽しくてならない。 それから一本歯の下駄だ。これで室内をひょろひょろあるいているうちに不思議 […]
前に熊野古道に行った話をした。 さすがに天下の熊野古道だった。霊気にうたれてなんとなく心が改まった気がした。 機会を作って又行きたいところだ。 更にその時に風のように走り過ぎるアスリートをみて、なんとなく、「なんば歩き」に 関心を持った。盛んにそのモノマネのような事をやっている。 今は階段を上り降りするのが楽しくてならない。 それから一本歯の下駄だ。これで室内をひょろひょろあるいているうちに不思議 […]
かなり前の話だが、友人と一杯やることになった。 場所は泉佐野だ。友人の仕事の関係上そこが便利だったのだ。 「あんなとこに店あったかなあ?」 それで、食べログなどいろいろ調べて見た。 貝塚か和泉大津はどうやろ? 泉佐野漁港のあたり、夜でもやってる店があるらしい。 そのうち、本格四川料理の店があるらしい事がわかった。 「これはええやん」と思った。 友人と私は、中国でのつながりの縁が深い。 昔はよく出張 […]
谷崎潤一郎の随筆に「陰翳礼讃」というのがある。 日本の美は暗闇の中にあると書いていた。 西欧の美は光の全ての色を重ねると透明になる、そういう明るさの中にあって、東洋や 日本の美は全ての色を集めたら黒くなる、そういう漆黒の中にあると言うのだ。 その極致が漆の黒さだというのだ。 だから、蝋燭程度の暗闇の中で漆を鑑賞したり、漆の食器でものを食べるということで 陰翳の中にそういうものが本来持つ美しさを見つ […]
「まだ11時前やんか」、気が焦って早すぎた。ちょうど国道に本屋があったので少し時間をつぶす。 「11時すぎたし、そろそろ行くか」 国道沿いにあるはずだがかなり分かりにくい、ゆっくり走って、「あった。あれか・・・・」 どうみても普通の民家だ。 「これがほんまに中華そば屋?」、「のれんかかってるしなあ」 ひとりでぶつぶつ言う。 家の前に車が4台位停められそうだが、殆どうまっていて、あたりが「ひっそり」 […]