南河内遊、千早赤阪の棚田を見に行った

何となく棚田風景が好きだ。
緑の水田に緑の苗がびっしりと規則正しく並べられて、それが山や丘の斜面に階段状に
ずらずらずらと並んで、太陽の光を浴びているのを見ると、命を創るなりわいを見ている
ような気がしてうれしい気分になれる。
それで、和歌山のあらぎの里にも2度ほど見に行った。
中国はもっと規模が大きい。雲南では何千という棚田のある元陽という村にいったことが
ある。大きな山の中の村の斜面と言う斜面がみんな棚田なのだ。
そこで見た日の出の美しさは忘れられない。
貴州でも棚田が多かった。ぽこぽこと竹の子のように地面から生え出たような山、山の
中に棚田があった。ここではちょうど菜の花を刈り取った後だったので、菜の花の黄金色
も見れなかったし、水田の輝きもみれなくて残念だった。
「次はどんなとこ行こかなあ」とか思いながら何となくネットを見ていたら、千早赤坂にも
棚田百選に選ばれた棚田があると言うのだ。
「えらい近くやん」
車で1時間もあれば行けそうなところだ。
早速、千早赤坂村の村役場に電話してみた。
「棚田の田植えの状況はどんな感じですか?」
「70%以上田植え終わってますよ」
「ほな、大分ええ感じになってますね」
「そうですね」
道順を聞くと車なら実に簡単だ。309号線をずーと南下する。
「神山南で右に曲がって、次に、「森屋」というところで右にまがる。
2回曲がるだけだ。「それで道なりにいくと、道の右側にバス停があって、標識があります」
「おう、この標識か」

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「その道を上に登りきると駐車場があります」
「おお、ここやここや」
「千早赤坂城跡」と書いてある。楠正成の夢の跡なのだ。

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ちょうどこの駐車場の下に棚田が広がっていた。
「おお、なかなか綺麗やんか」
画になる風景が広がっている。写真もとるし、スケッチもしよう。
私の他には一名、写真を撮りに来た人がいるだけ、長閑なものだ。
田圃の手入れをしている人がちらほら。
「ええなあ」
こういう風景は大好きだ。

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苗が育って、稲が育って、稲穂が実って、稲刈りをして・・・とそういう移ろいを追いかけて
見たいものだ。
雪が降ったら、四季の画がかけるのだが、何か工夫して四季の画が描けたらいいなあ。

とりあえず、一枚。

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ありがとうございました。