「着いたか、ここやな」、「かに春誼賓館と書いてある」。
でも、大連の大和ホテルと違って、少し、小さいし、普通やなあ。
中に入ると、少し、往年の雰囲気が・・
「チェックイン、お願いします」、
「はい」とコンピュータを調べて、「お客さんは、ここと違いますよ、隣の建物です」
どうやら、本館は少しの人しか宿泊できず、通常は、隣に建て増した部分に入るようです。
「これやったら、わざわざ、こことった意味無いなあ」と言い合いましたが、しかたありません。
本館を眺めながら、雰囲気にひたりましよう。
旧満州国時代の施設として保護はされているようですが、元々、本格的な建物でなかったのかもしれません。
場所は駅前の一等地です。
駅前ロータリーは終日賑やかでした。
大連駅は、上野駅を模して作ったというし、瀋陽駅は、東京駅を模して作ったいいますが、長春駅は、普通の中国の都会の駅でした。