マイセンのパゴタ

こういう中国のお大臣人形ぽいのは景徳鎮の磁器にもありますが、
さすがマイセン、美しさや存在感が群を抜いています。
一応からくり人形。首が微妙に動いて、舌がぺろぺろ。
それに合わせて手も微妙に動きます。
すばらしい遊び心です。
日本や中国の技術や芸術の心が、遠く海を渡って、ヨーロッパの地で花が開いて、
すばらしい焼き物の文化になっているのは凄い事だと思います。
花瓶やお皿、茶器などの使う形としての美しさもいいですが、
人形や置物などの心の遊びもいいものです。

ヘレンドは、私が中欧を旅行した時に訪問して買ったのですが、
これは、家内が中欧を旅行した時、マイセンを訪れて買ったものです。

maisen071210

なかなか、骨董品までは届きませんが、新作のいいものをすこしずつ
身近においておけるようにしたいものです。

それにしても、この笑い、あやしいけど面白い!

毎週月曜はこだわりのモノの話です。