ラプサンスーチョンという茶

LAPSANGSOUCHONGという茶がある。
元は中国茶だが、ヨーロッパで珍重されているらしい。
醗酵系の中国茶を更に松の葉などで燻し、香りをつけたものだ。
独特の深い味わいとかなり癖のある香りがする。好きな人にはたまらないらしいが、
好みは分かれると思う。
プーアル茶も似たような香りがあるが、こっちは醗酵が進んだ香りなので少し違うようだ。
元は福建省の白茶といわれるものの一種だという話もある。
小堀遠州が愛したという白茶はまだ飲んだ事がないのでこれはこれで飲んでみたい。
生のまま飲むのも一法だが、ブレンドしてもおいしいというので、
ブレンドを試してみる事にした。
LAPSANGSOUCHONGは家族がロシアで買ってきたもの、
ブレンドの相手は、蘇州の陽羨茶。
以前に蘇州の宜興というところに紫沙壷を買いに行った時に、
その地の有名な茶という事で買ったものだ。
緑茶の紅茶があるが、紅茶の方を使用した。

確かにおいいしい。
色も美しい。
味も香りも、全体にマイルドになって、飲みやすい。
私としては、そのまま飲むよりブレンドで飲むほうが気に入った。

もっといろんなブレンドを試してみよう。

cha080111

毎週金曜は、酒や茶に関する話です。