大阪近辺の熊野街道を歩く。住吉から仁徳陵まで−09、仁徳陵有為転変。

仁徳天皇陵。

この角を曲がったら、仁徳天皇陵の正面にでる。

さすがにここに来ると観光客が多い。

案内人付きの団体さんもいる。世界遺産効果やね。

何もないただの小高い丘のようではあるけど、エジプトのピラミッドより規模はでかい。

これができた時は、化粧石に覆われた山全体がピカピカ、キラキラと陽光を反射して、超宇宙的な景観やったんではなかろうか。

外国から船できた人たちも驚愕したことやろうと思う。

だれもが誇らしく思った。

知らんけど。

そう思う。

今はとても殺風景。正面にだけ正門的な鳥居があってもっともらしい。

そこには堀を渡らんと行かれへんし、堀は渡られへん。

もちろんここは天皇陵やから宮内庁の管轄。しかし、内部は長年盗掘にあってほとんど何もないらしい。

今更??

あじあん

有為転変。

白鷺がいた。

堀を見てたら鳥がいてる。

この辺によくある白鷺だ。わりとカッコいい姿やから絵になる。

よう見たら、口になんかエサみたいなんを咥えてはる。

美しいようで、この鳥はとてもとぼけてひょうきんでもある。

ここの東の方は、白鷺っていう地名なんやけど、その名のとおりとてもよく見かける。

水のあるところに、ほぼ片足で泰然と立っている。

あじあん

紅旗征戎吾が事に非ず。 

時には、街中で出くわす。

バス停でバスを待ってたら、横に立ってはったりして、なんとなく笑けてくる。

さて、腹が減った。というか喉が渇いた。何となく冷たいアルコールを欲してる気分だ。

この辺りには、あんまりご飯屋さんがなさそうなんで、電車に乗って、賑やかなところに行ってみよう。

堺東駅あたりには商店街がある。

そこを目指して。

今回の旅をユーチューブ動画にしました。ご覧ください。

 

 

仁徳天皇陵の地図。

あじあん

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