九州の秘境温泉プラス、湯平、杖立、由布院、黒川温泉を歩く旅が続く。
あれが紅葉橋。
川の左岸を歩いて、温泉街の一番奥の方に行く。
なんとなく、屋根のある橋が気になってた。
屋根の下にいろいろぶら下がってるみたい。
階段を登って橋に入る。
橋の名前は「紅葉橋」
おしゃれな名前ではないか。
川の名前は「筑後川」。
杖立川ではなかったか。
筑後川は九州で一番でかい川だ。
橋の中は、なんだか絵馬のような木札が一杯ぶら下がってる。
観光地によくあるやつだ。
鍵をぶら下げたり、お札をつけたり、いろんなパターンがある。
恋愛成就。
病退散。
開運、金運。
ゲットしたいモノはいろいろある。
わしらはもう妄想も欲望も枯れてきたかな?
通天橋。
屋根のある橋って、わりと珍しい。
橋って普通川を渡るためにある。そこだけ屋根があっても不自然な場合が多い。
それでも、たまに屋根が似合う橋に出会う時がある。
例えば、京都、東福寺の「通天橋」だ。
ここから見る紅葉はとても素晴らしい。
確か。富岡鉄斎の絵にも出て来たはずだ。
ホイアンの「日本橋」。
例えば、ベトナムのホイアンという古い街に行ったら、昔、日本人が来て活躍してた頃の橋がある。
「日本橋」と言われてとても有名だ。
いまでは観光の名所になってる。
この古くささが値打ちなんやね。
橋の中は装飾が一杯、とても濃密な空間だった。
西江千戸苗塞の橋。
中国の貴州に行った時も、屋根付きの橋に出会った。
少数民族の多い村を巡った時の話だ。
この橋は、西江千戸苗塞という村にあった。
ここも、思い出深いなあ。
かなり濃厚な少数民族の暮らしを垣間見させていただいた。
貴州省は中国では貧しい省の一つと言われている。
漢民族と少数民族の格差社会が垣間見えたのかもしれない。
なんとしても思い出深いのが、少数民族の少女にお願いしてスケッチのモデルになったいただいたことだ。
はてさてどんな絵ができたのやら。
こっちは、桂林に行った時、となりの少数民族の村、龍背の棚田も見に行って出会った橋だ。
桂林もよかったけど、ここの棚田もよかった。
考えてみたら、世界中どこにでも屋根付き橋はあるのだ。
珍しくもなんともない?
知らんけど。
紅葉橋からの眺め。
てなことで、屋根付き橋から上流を見る。
杉林が美しい。
下流を見る。
ぐっと左に回り込んでいる。
お地蔵さんみたいなのが見える。
その根っこのところに何かある。
妖しげな灯籠がある。
そこから上にあがるとお地蔵さんがいてはるんとちゃうやろか?
あとで見に行こう。
さて、橋を渡り切ったら、向こう側に工芸品屋さんみたいなのがある。
ここで、絵馬みたいな、橋に願掛けするモノを売ってるみたいだ。
そのそばに、お地蔵さん。
こっちに願掛けするのが本当?
杖立温泉の由来も書いてはる。
てなことで、本日の歩き回りは終了かな?
旅館に帰って、肝心の温泉に入ろう。
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杖立温泉の旅をユーチューブ動画にしてみました。よかったらご覧ください。
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紅葉橋の地図です。