中国の絵の具

水墨画を習っていて、時には色を付けたい事があります。
老師も気分次第では、がんがん色をつけています。
それで、中国に行った時に絵の具を買ってきてあります。
買ったのは北京の瑠璃廠にある栄宝斎という文房四宝の老舗です。
48色が2箱のセットで、鉱物の顔料みたいな事が表示されていますが
岩絵の具の事かな?
安いけど、こんなに一杯なくてもねと思ったりします。
それで、これは、出国の時、通関でチェックされます。
かならずスーツケースを開けさせられて「これは何?」って聞かれます。
「見たら分るやろ」って思うのですが、そうはいきません。
「絵の具です」といいながら画を描くそぶりをしてやっと分ってもらえます。
「爆発物の可能性あり」と思われるのですかね。

しかし、どう使うのかは良くわかりません。
水で溶くだけ?、膠も混ぜる?

それにしても、本でいろいろ見ていると、
紙にこだわる。墨にこだわる。筆にこだわる。水にこだわる。
とプロは徹底的にこだわっているようですが、
中国人の老師は殆ど何にもこだわっていないように見えます。
あるものを適当に使っているように見えます。
「弘法筆を選ばず」なのか、「おおらか」なのか、
「適当」なのかよくわかりません。
おそらく「おおらか」で「適当」なんでしょう。

enogu080428

毎週月曜はこだわりのモノの話です。