中国は春節で休みなので友人が一時帰国してきた。
その時に中国人の友人に頼んで買ってもらっていた天津の年画を持ってきてもらった。
元日には少し遅れたが正月の縁起物として飾るのに間に合った。
天津の楊柳青という村で作られたものだ。
正月に飾る画としてはここのものが一番の評判だそうなので買ったものだ。
細かいところまで丁寧に書かれている。
明るい色で美しい。
三星というと福寿禄の3人の神様の事だそうだ。
日本で言う福禄寿。
福は幸運の神様。禄は財産の神様。寿は長寿の神様だ。
目に独特の光がある。
「この画には「気」が感じられるよ」と言ってくれた人がいる。
何らかの霊気がこもっているのかもしれない。
そういえば、中国で買ってくれた友人に、「メールで写真送ってよ」
といったら、「こういうものの写真を撮るのは不敬になるからだめです」
と叱られた。
こうやって写真にとるのもダメかもしれないが、不敬の気持ちはないので許してもらおう。
今年は何となく福が来そうな予感がする。
毎週月曜はこだわりのモノの話です。