1.大阪-上海-厦門
この連休の前半を使って武夷山、永定土楼、厦門(アモイ)の旅に行った。
今回の旅は上海経由だ。この日のうちに武夷山まで行くので1日で3便
乗り継がないといけない。最初からハードな旅だ。
大阪-上海はほぼ順調、哺東空港へは若干の遅れで到着した。
ここからは、国内線に乗るためバスで上海虹橋空港に移動しないといけない。
初めてなので、連絡バスの場所を案内書で聞くと「表にあるよ。1番だ」と指を指す。
簡単に分かってバスに乗る。バスの中にいるとチケットを売りに来る。
30元だ。最初は順調に飛ばしていたが、虹橋が近づくと渋滞が始まった。
それでも予定通り一時間くらいで到着した。まだ順調だ。
今度はチケットだ。
チケットは中国の友人に手配してもらったので手元には無いが、
eチケットなのでパスポートだけ見せると発券できるはずだ。
しかし、不安なので真っ先にカウンターに行く。
厦門の発音を間違えて覚えていたので中々通じないがやっと通じて、
無事発券完了。
ほっとして、まだ二時間ほど余裕があるので、ゆっくりと珈琲などを
のんで保安検査に向かった。
ゲートまで行くと、いきなり「遅れ」の表示がでている。何時出るか
わからんと書いてある。
厦門で北京から合流予定の友人に電話する。「いつでるか分からん言うてるで」
じっと待っていると。ゲート付近が騒がしい。
遅れたお詫びにジュースを配っているのだ。一本貰って更に待つ。
結局二時間くらい遅れて出発することが決まった。
「厦門で更に余裕をとってあるのでよかったけど、これで余裕を食いつぶしたなあ」と
独り言。
(後でまだまだ甘かった事がわかるのだ)
それで、やっと搭乗。
一時間半程の飛行だが、食事がでた。
「これもお詫びなんやろなあ」
「でも、厦門で友人と会って食事するからなあ」
見るとなかなか旨そうだ。中国の国内線では時々こういう事がある。
一品の飯だが中々旨いのだ。中国料理恐るべしだ。
ご飯に鶏肉と野菜の旨煮炒めをかけただけだが美味しそう。
「残念ながら、食べんとがまんしよう」
「でも、ちょっとだけ味をみよう」と少し味見。
「うまい!」
つづく