武夷山、永定土楼、厦門の旅-3

3.武夷山空港へ
午前1時を過ぎてやっと武夷空港へ到着した。
ローカル空港なので小さな事務所があるだけ、地面に降りてそのまま歩くのだ。
真夜中、真っ暗な中、とぼとぼと出口に向かって歩く、

buikuko080510-1

それでも乗客は結構多い。ホテルまではタクシーだが、大丈夫だろうか。
と思いつつもトイレにいってたら出るのが遅くなってしまった。
タクシーを捜すが、あったのはかなりのボロタクシーだ。
まあ仕方がない。
「どこへ行きます?」、「武夷山荘」
「近いですよ」、「何分くらい?」
「15分くらいですよ」
「明日どうするんですか?」、「バスがあるらしいね」
「自分達でタクシーで行ったら好きなところに行けていいですよ。
私はガイドもできますし、一日40元でどうですか?」
「どうしよう」、「値段は魅力やけどなあ」
「車がボロいしなあ」
「まあいいか」
という事で明日はこのタクシーで回ることに決定。
「8時にホテルの玄関まで来てください」

着いたホテルは「武夷山荘」、一応由緒ありそうな感じだから予約したが、
場所的には武夷宮のそばで、便利だし好位置だ。
見た目もなかなか好い。

buikuko080510-2

でも、中はね??
あちこち工事中でつぎはぎの迷路のよう。
部屋に入って、窓の外も足場を組んである。
壁のすみにビニールの厚いカーテンが?開けてみると扉の枠がむき出しに、
「えーっ、扉も鍵も何もないやん」

buikuko080510-3

それでも、夜明け時には鳥のさえずりが
「ち、ち、ち、・・・、チュ、チュ・・」
趣のある目覚めでした。