開化堂のブリキの茶筒

中国でよくお茶を買って帰る。
しかし、いつも入れ物に困っている。
大きなガラスの瓶に袋ごといれたり、買った時の茶のパッケージのまま
使ったり、いろいろだ。
いい茶筒に葉を直接入れて、日常で使いたいものだと思っていた。
ちょうどそういうものが、先日、「平松洋子の台所」という本に載っていた。
これは便利そうだ。探していたそのものだ。
しかも、ぶりきというのが好い。味がありそうだ。
早速買い求めた。
「すばらしい」。触れば触るほど味がでると説明に書いてある。
家族に、「何してんの」とばかにされながら、一生懸命触っている。
いい味が出るのに10年かかるそうやけど・・。

蓋の嵌め合わせもすばらしく、継ぎ目を合わせてそっと蓋をかぶせたら
自分の重さですーと下がっていく。
見ていて楽しい。
しかし、大きさが若干中途半端なのが残念だ。
売っている大きさが、200gと400gなのだが、中国で茶を買うと
1斤単位だ。約500g弱になる。半斤だと250g位なので、
少し余る。
折角ぴったりと納まる茶筒なのに余ったのはどうしよう。

といいながらも密封性がいいので、保存も良好だ。
安心して中国でお茶を買って帰れる。
これからこの茶筒増えそうだなあ。高いけど。

buriki080630

毎週月曜は、こだわりのモノの話です。