コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−96、郵便局から日本へ荷物を送る。

郵便局から日本へ荷物を送る。

さて、夏の服などを買った話をした。
荷物が増えた。ここに来た時はまだ肌寒い頃やったんで厚手の服も持ってきた。
服だけではなくて、いろいろ買い込んでるんで荷物が結構増えている。
本とか紙とかが嵩張って、しかも重い。
帰国する日が来たら、これを全部持って帰るわけにはいかへん。それでも捨てる分はええけど
要る分がかなりありそうだ。
どうしよう。
事前に日本に送ってしまえばええやんかとアドバイスしてもらった。
郵便局に行って、船便で送るようにしたら安くて簡単やでという。
しかし、手続き、手順なんかがようわからん。知人やら、寮の管理人やらいろんな人に聞いてみる。
どうも、荷物の中身のチェックがあるんで梱包しないで持ち込まんとあかんらしい。
たぶん、今は、コロナやテロがあるんでもっともっと厳しいんやろなあって思う。
思い返せばのどかで平和な時代やった。
ともかく、梱包せんかったら梱包のサイズがわからんやんか?
梱包材料はどうすんねん?
いろいろ疑問はある。
まあ、ともかく行ってみよう。
幸い、寮の近くに郵便局がある。自分で持っていけるほどの重さのもんを送るんやから
ちょうどいい。しかも、土日も開いてそうだ。

ドキドキしながら中に入ってみる。

まず荷物のチェック、これは簡単、ほとんど衣類と本だ。ちょうどええ大きさの段ボール箱を
みつくろって持ってきてくれた。
たしかにすっぱり、きっちり入る。これをテープでぐるぐるっと梱包しておしまい。
後は書類を書けと言う。
いろいろ言われるがままに書いていく。何度も聞き直しながら。
自分から自分に送る。
料金は三段階ある。一番早い航空便、航空便+船、一番安いのは船だけの便だ。もちろんこれでいい。
重さを計ると17.8kg 重いはずだ。料金は343.8元。5000円強。
安い値段ではないが、この重さならしょうがない。持って帰ることを考えると実にありがたい。
マジックペンを渡されて荷物には自分で宛先を書く。ついでに別送品とちゃんと書いておこう。
帰国入国の時に「携帯品・別送品申告書」と言うのがあるが、これに別送品ありと書いておくと、最終
日本で荷物を受け取る時に手続きが簡単になる。
えらい簡単ではないか。

これで味を占めて、後日、紙だけを送りに来た。
四尺全紙、幅70cmx長さ138cm が100枚で一反。これが二反ある。
でかいし、重い。
局の女性は、長さを測って、「これはダメ」って一言で却下された。
それは困る。
途方にくれていたら、「ええ方法がある」と言い出して。段ボールの箱をつぶして、
包みこんで梱包してくれた。

「これならいける」とにっこり。
ありがたい。とてもありがたい。209.8元。3000円強。
安くはないけど、紙を日本で買うよりははるかに安いし、日本では買える紙の種類は限られてる。
これでもとてもありがたい。
10年経った今でも、この紙はとても役立ってる。
送っておいてよかった。
これで、日本に帰る時に少しは楽ができる。
苦労したけど、こんなノウハウ、なんかで役立つことがあるんやろか?

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ありがとうございました。