津和野の街をぶらぶら。
さて、安野光雅美術館ですっかり中国に浸ってしまった。
表にでて現実をみたら、紛れもない日本である。
バスを降りたばっかりなんでまだこの街には触れていない。
では、早速歩いてみよう。と思ったけど、背中の荷物がちと重い。
一旦、宿まで行って荷物を下ろして行こう。
駅前から今日の宿、「わた屋」までは歩いて10分程度、城下町というよりは
やや昭和的な感じでもある通りを真っ直ぐ歩く。
まさか、今日の夜、このあたりをあくせくと何度も行ったり来たりするとはこの時点では
思ってもいなかった。
わた屋というのは、ずいぶんと老舗の旅館らしい。大きくて古い。
その分風情があると思った選択は正しかったのか?
晩飯は外で食う予定。その選択は正しかったのか?
荷物を置いて、身も心も軽くなって外に出る。
どこをあるいても疎水があって鯉が泳いでる。
大きな鯉が多い。人の気配がすると、ちらっとこっちを睨んではる。
うさんくさい爺さんが通ってると思ってるんやろ。
街並みは、いかにも観光地的な印象が。
城下町ではあるんやろけど、ぼやけてる。
あんまり下調べしてこんかったんで、はっきりとは目標が定まらへん。
あてもなくただ歩く。
いくらなんでもそれはいかん。少しはアテがある。
とりあえず、森鴎外の故居を訪ねてみよう。
橋をわたったら、もう郊外の雰囲気。
何となく自然でいいな。
普通の田舎やけど、それがいい。
鉄道線路が崖の上を走ってて、それを左手にみながら田舎道を進む。
それにしても鴎外の家が見つからへん。
スマホにダウンロードしてあって地図をたよりに進んでいくけど、わからへん。
とうとう田んぼの端の行き止まりまで来てしまった。
おかしい。
変や。
ギガを節約するためにダウンロードした地図でオフラインで使ってたのがまずかったか?
つまりダウンロード地図が古かった。
も一回検索してみる。やっぱり。
10年ほど前に移転、移築してるみたい。その地図って、Googleのやなくて、ボランティアが
入れたやつやったんで、情報が古かったみたい。
なんとまあ。
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ありがとうございました。