爆弾低気圧来襲、東北温泉雪見旅−08、銀山温泉、能登屋の晩ごはん。

銀山温泉、能登屋の晩ごはん。

お風呂も入ると、もうやることがない。
ごはんを食べて酒を飲むくらい。こうなることはわかりきっていたんで、晩ごはんの
時間を早い目にしてもらってある。
さて、エレベーターで上に登って隣の建物に移動して?
大食堂はちょっと奥まったところ。
料理は決まってるから、お酒だけ選ぶ。
わしは、「尾花沢のどぶろく」というやつを飲む。

ちょっと甘くて酸っぱくて、フレッシュ感がある。甘すぎないやつがわしは好きだ。
地酒なんやろ。とても良い。
前にどっかで新酒、しぼりたてというやつを飲んで、あまりに甘すぎてがっかりしたことがある。
それとこれとは全然ちがう。風味豊かでとても美味しい。
料理が来た。

えらいたくさんある。

いつも思うんやけど、旅館の料理って、盛りだくさんすぎて、みただけで満腹して
しまう。

わしは、胃の手術をしてるんであんまり食べられへん。

そのせいかとも思うんやけど、友人たちも似たような感想だ。

いろいろあるのはいいけど、量が少なめで美味しいものが沢山あると有難い。

それに、地元で採れるものが多くあるとなお嬉しい。

さて、ここのはどうなんやろ?

食べてる間におかみさんが挨拶に来てくれる。

いろいろ教えてくれた。

銀山温泉ってその名のとおり、昔は銀山があって、えらく栄えたのだそうだ。

この能登屋さんも、その当時、能登から出てきた方がここで事業を始めたのだそうだ。
この界隈の建物は、一旦火事でほとんどが焼けたらしいけど、この宿だけが、残って
大正時代からの風情を保っているのだそうだ。
そのためか、どうか、ドラマ「おしん」の舞台になったのはこの宿だそうだ。
おしんが、ここで働く母親に会いに来るというシーンらしい。
ここから、大石田の船着場に向かい、最上川を舟で下って酒田に出る。
なるほど、このあたりは交通の要所でもあったわけだ。
わしはおしんはみたことないし、全く知らんけど、芭蕉もこの地(銀山温泉ではない)に
結構長く逗留し、やっぱり最上川を下ったと言う話は本で読んだ。
花笠音頭発祥の地であるというのも教えてくれた。
なるほど。
スイカの名産地であるというのも教えてくれた。
なるほど。
スイカの漬物が美味いそうだ。
なるほど。
明日の天気が気になるんで聞いてみる。
まだ、悪天候が続きそうだ。
わしらは明日、JRで鳴子温泉に向かう。列車の運行はどうやろ?
多分、東に向かうのは大丈夫やろうけど、もしかしたら西向きは運休になるかもという
話だった。わしらは東向き、多分大丈夫。
てなことで、部屋に帰る。後は寝るだけ。
風呂付きの友人たちは、も一回入るらしい。
やりますなあ。

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ありがとうございました。