爆弾低気圧来襲、東北温泉雪見旅−05、銀山温泉、ぶらぶら。

さて、銀山温泉に到着した。

入口の橋のとこで乗合タクシーを降ろされて、さあどうぞと言われてもこの吹雪の中、
どう行ったらええんかさっぱりわからん。タクシーの運転手さんがこれから、宿泊先の
能登屋さんまで案内すると言ってくれた。やれありがたい。
さすが、人気の雪温泉。
風情がある。

先日来、毎週のように爆弾低気圧が襲ってきて猛吹雪の日が多い。

コロナもまだ収まってない。
それでも、毎日、予約満員なのだそうだ。

来てみてわかった。観光客は爺さん婆さんばっかりと思ってたら、若い人たちが
えらい多い。

なんでや? って素朴な疑問がわく。

初めは、「おしん」の舞台になったとこ、映画やテレビで取り上げられた効果なんやろか
って思ってたけど、そうではないらしい。

その昔、芭蕉が奥の細道でこのあたりに来たという話もあるらしいけどとてもそれが
原因とも思えない。

それなら何って聞いたら、どうもインスタ映えスポットみたいなことで人気になってる
らしい。

なるほどそれならわかる。昭和、あるいは大正のロマンチックな雰囲気がこの雪景色の
なかに滲んでいるではないか。
それにしてもよう降るなあ。
軒下に見える絵は、鏝絵と言って、絵心のある左官屋さんが漆喰を塗る鏝で描いものらしい。

この地独特の文化が残っている。
一番奥の方に、本日わしらが泊まる「能登屋」さんがある。

運転手さんはここまで案内してくれた。
「いらっしゃいませ」と迎えられたけど、友人たちはまだ到着してないらしい。
大石田駅着の新幹線が1時間以上遅れているのだ。
わしの方が30分ほど遅く着くはずが、逆になってしまった。
しばらくして合流。
さっそく、雪見に繰り出す。

どこの旅館も散歩用のダウンジャケットとゴム長を貸してくれるようだ。

大型の傘も借りれる。とても安心、快適だ。

さて、雪の銀山温泉を廻る。

と言うても川に沿って、何百メートルもないくらいの僅かな温泉街だ。

端から端まで歩いてもたかが知れてる。

あっという間に終わってしまう。
それを噛み締めながらゆっくり歩く。
森々と雪が降る。
時にはゴゴ・・と吹いて吹雪いていく。
旅館で借りた大ぶりのダウンジャケットとゴム長があるんで大丈夫。
とても良い。

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ありがとうございました。