多々良大仏に出会う。
さて、昼ごはんでお腹いっぱいになったけど、その後の庭園巡りで目のほうも
お腹いっぱいになってきた。
名残の紅葉も堪能させていただいた。
当初の予定よりまだ時間がある。時刻表をみたら1本前のバスがもうすぐくる。
これに乗って行ってしまおうと思った。
急ごう。
バス停に着いたけど、気配がない。
時刻表をみたら10分過ぎてる。わしが調べてた時刻表は古かったのか。
あんまりやないか。次は1時間後。
もう戻る気はしないし、この辺で何かで時間を潰さんとあかん。
どこにいこう。何のあてもない。途方に暮れるやんか。
座るとこもないバス停で1時間は辛い。
少しあたりをブラブラしたら、「多々良大仏」という標識が目についた。
他にも反対方向に○○跡という史跡があったけどちょっと遠そうだ。
大仏を見に行こう。
都会の外れの何の変哲もない田舎っぽい裏通りにあった。
なるほど、とても良い。ずいぶん古いものらしい。
地味で素朴なお顔がとても好ましい。
ちなみにここはこれだけだ。
横に小さなお地蔵さん。
とてもこぢんまりした田舎の仏様。
わしらが時間潰しで、そのお堂の縁側に座っていたら、通る人がみなさん挨拶してくれる。
ほっこりして良い感じだ。
時間がゆっくり過ぎていく。
何もすることがない。
まあ、こんなんもええかなあって思う。
そろそろバスの時間かな？
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ありがとうございました。
